善好良(口語風)

 私があらゆるものを評価するときに使ってる概念があって、まあ軸みたいなものなんですけど、善好良って言うんです。
 善行の善と、好きの好と、質が良いとかの良。これはそれぞれ別々の軸で、いろんな組み合わせがあります。
 たとえば、善行ではあるけれども、それほど好きではないし、質が良くないことは、募金。長い目で見れば会社を立ち上げてたくさん稼いでそれでサポートした方がいいですよ。
 では、質はいいけど善行じゃなくてそこそこ好きなこと、それは完全犯罪。あれってすごいですよね、善行ではないですけどすごいです。あんまりミステリー知りませんけど頭いいな〜って気持ちよくなりますよね。
 そんな感じで、私は善と好と良を独立させることにしましたね。だからあの、好きなものに対しても道徳的に批判できるし、好みじゃないものに対しても質を認めて否定せずに済みますし、もっと上手い善行を模索しやすくなったと思いますね。
 まあ完璧なんてどこにもありませんからね、善好良の3つの独立した軸から、三次元的に?俯瞰してみるのは情報社会を生きるコツになるかな…………って思いますね。はい。


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