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Podcast Reference#4(2021年3月第1週前半)

歴史を面白く学ぶコテンラジオ

ビスマルクは天才的な外交術でドイツ帝国の地位を押し上げ、各国の利害関係をあえて混沌とさせる事で、結果的に欧州全体の均衡を保っていた。一方でそのビジョンを他の誰にも理解出来なかったため、ビスマルクが去ると一気に対立構造に変わり始める。

思ったのは、現在のコロナ禍の特殊な情勢で限られた予算の中、どのような経営をするのか判断をするときのこと。コストを圧縮して生き残りに注力する、不採算事業を縮小もしくは切り離す、コロナ禍が終わった後の市場を見据えた設備投資を今から行う、などなどそれぞれ見えている立場からの意見で現状ではどれも正解でも不正解でもない。後から見れば簡単だが、当事者として正しい決断をするための、それぞれの利害を取り除いたファクト認識って本当に難しい。

楽しいラジオ「ドングリFM」

ラジオで読まれやすいお便りとは?の話。その中の派生で、相手にエッジを効かせるのはお便りも日常会話も同じという話が面白かった。相手がYES /NOで答える質問では会話が続かないが、WhatかHowで聞くと会話が続くという。WhatやHowは上部だけ聞いてても出てこないし、自分のフィルターを通して相手の会話に一方踏み込んでいる感じがする。意識してみるか。

ゆとりっ娘たちのたわごと

この話で二人が「エレパラ」と呼んでいるものの存在はなんとなく分かる。自分は学生時代はエレパラの外側にいた人間で、どちらかと言えば嫌悪していた方だった。ただエレパラを嫌ったり馬鹿にする側にも、内面には楽しそうにしているエレパラへの妬みみたいなものがあって何とも情けないというか、今こうして歳をとってみると俯瞰して見えるものがある。二人の言うように、どちらも当時まじめに生きていた過去だし、今になってバカにするのは違うな。


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