不動産の仕事

2022年入社で3年目の新卒入社営業から来月で退職したいとの申し出を受けました
実際には大学4年の夏ころからインターンで来ていたのでまる3年弱くらいの在籍となる
インターンの時から独自の仕事スタイルで結果を出し続けていたので、退職は会社にとってはそこそこ痛手であるし、社長やっていて一番応えるのが社員からの退職の申し出でもある(使えない奴は別)
とはいえ、去る者追わずのポリシーだし、また彼には彼なりの人生の目標やチャレンジしたいことが他にあるのであればそれは応援したいと思う
10年超えの在籍者もいれば5年くらいもいる、3年という月日は短くはないが
決して長くもない時間
22歳で新卒入社して3年、まだ25歳、自分からみたらまだ新卒と同じようなものである(チャレンジの可能性に関しては)

聞けば、別事業を友人と立ち上げて資金調達をして挑戦していくとのこと
ある程度の実績者にはそういった希望があれば自分としてもなにかサポートしてあげることはないものか、会社として将来の可能性をもっと広げてあげることはできないか、という想いにもなったりする

がしかし、ベンチャーキャピタルの投資数やそれらの成功事例統計を考えると、そう簡単な話でもないことに気づく

また不動産会社としてそれ以外のまったく無関係な事業に展開していくのはやはり憚れる、ただでさえ投資不動産以外の分野はさほど明るくないわけだし広げるほど浅くなるのは世の常でもあるし

そう考えると、やはり不動産の仕事を自分の仕事としての覚悟を持ってしっかりと向き合っていく人間を集めていくほうがよいのだろうなということに気づく

どの仕事も恐らく慣れてしまえば単調なことの繰り返しであり、勿論ケースごとに様々なことは発生するが、それでも全く異なる内容が毎回発生するものはそう多くないとおもう

その中でやった分の還元率は限界ギリギリに設定している環境以上のことは
そう多くできないか、と元のさやに納まる

結局、シンプルなことを大切に少しずつ変化する時代の波に軽く乗りながら
軸をぶらさずに過ごすことが大切かなという自分なりの結論

不動産は諸行無常、所有者を変え、日本を変える
営業も諸行無常、営業が変わるのを前提とし、規模を保つ
ということを再び胸に刻むとする







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