【未経験】27歳-異業種からのWEBデザイナーへ転職するためにやったこと【ほぼ独学】
こんにちは!
KIKYO(@kikyo_design)と申します。
2019年2月末から勉強を始めて、約7ヶ月間の独学を経て2019年9月末にWEBデザイナーへの転職を果たしました!
今回は題名の通り、未経験からWEBデザイナーへの転職についてお話出来たらと思います!
私自身も転職する際は、この様な記事をたくさん読ませて頂き参考にさせて貰っていたので、今勉強中の方に少しでも力になれたらと思いこの記事を書かせて頂きます!
自己紹介
私が転職した際のスペックは、以下の通りです。
・27歳 / 男性 / 既婚(子供1人)
・前職は製造業での法人営業を4年間→2019年6月末に退職済み
・デザイン系の実務経験無し
見ていただければわかる通り、前職はデザインとは無縁の業界でした。
また、デザインの学習経験(学校等)などもありませんでした。
こんな自分でも未経験から転職出来ましたので、今学習を進めている方もコツコツと学習を進めて行けば、転職出来る可能性は高いと思います!
転職活動について
私が転職時に利用した転職サイト(直接応募含む)は、以下の通りです。
・Wantedly
・グラフィカルジョブ
・直接応募
具体的な応募数は、以下の通りです。
◆直接応募
1社 書類落ち
◆グラフィカルジョブ
1社 連絡無し
◆ウォンテドリー 13社
6社 連絡無し
4社 書類選考落ち
3社 面談(1社はこの時点で自ら面接を辞退)
2社 面接
1社 内定
転職エージェントは利用しませんでした。
何社かエージェントには足を運んだのですが、未経験だと紹介できるものが無いということを遠回しに言われてしまいました。
*勤務希望地が関西or名古屋だったので求人数が少ないことも要因だったと思います。実際に関東であれば何社かは紹介できるとのことでした。
Wantedlyは他の転職サイトと異なり、面接の前に会社の人と気軽に話が出来ることが特徴のサービスです。
業界未経験だったので、会社の雰囲気や業界の人と話が出来る機会はチャンスと感じたため、私はWantedlyを積極的に利用していました。
勉強方法
勉強方法についてお話します。
タイトルにもある通り、転職に際してはほぼ独学で勉強してました。
スクールも検討はしましたが、アフィリエイト記事が溢れていて実態が掴めず、それなら自分で勉強した方が安上がりだろうと判断し、スクールには通いませんでした。
また、ほぼ独学と書いてますが、後述するMENTAというサービスを使って、プロのデザイナーの方にデザインのフィードバックとコードレビューをして頂いておりました。
実際に私が学習した教材と順番は、以下の通りです。
【学習方法】
1.Progate
2.本での学習
3.ポートフォリオ作成 + MENTAでのフィードバック
1.Progate
転職するにあたって、一番最初に学習した教材は「Progate」でした。
他の教材もやってみましたが、どうも理解が深まりませんでした。
Progateについては、コードを書いてすぐブラウザに反映されるのが楽しく、これなら続けられそうだと感じたため最初の教材はProgateを選びました。
ここでの学習はHTML&CSSの初級〜上級を1周したくらいです。
最近はFlexbox編も出たらしいですが、私が学習していた時はありませんでした。
コーディングするのであれば、Flexboxはかなり頻繁に使用するのでここで学習しておいた方が良いと思います。
2.本での学習
次の学習は、本での学習です。
(1)デザイン編
(2)コーディング編
(3)デザインソフト編
で紹介します。
(1)デザイン編
デザインの勉強をするにあたって、まずはノンデザイナーズブックを勉強しました。
デザインする際の基礎が詰まっていると思います。
転職活動中、面談して頂いたデザイナーの方にデザインする上で意識していることを聞いていましたが、何人もの方がこの本に書いてあることが大事だと口を揃えて仰っていました。
そのため、1冊目はこれがおすすめです。
2冊目は、なるほどデザインで学習しました。
ノンデザイナーズ・デザインブックよりも実務に近い内容で、デザインのポイントを解説してくれます。
3冊目は、デザイン入門教室という本で学習しました。
表紙にも書いてある通り、デザインの基礎的な知識を解説してくれています。
今思えば、なるほどデザインを読む前に読んでいた方がより効率的に知識を身につけられたと思います。
続いては、以下の2冊です。
Twitterを見ていて多くの人が進めていたので購入しました。
イマイチなデザインを基に、より良いデザインに修正していく構成になっており、デザイン初心者がやりがちなイマイチな部分を指摘してくれるので、私のような初心者にはかなり勉強になる2冊でした。
(2)コーディング編
コーディングの2冊目は、以下の書籍で勉強を進めました。
かなり良い書籍だと思います。
丁寧に説明が書かれていること加え、書籍を進めて完成するサイトもおしゃれです。
これを一通り学習すれば、簡単なサイトは作れるようになるのではと思います。
次は、この書籍で学習を進めました。
先ほど紹介した本より発売日が古いため、デザインや紹介されているコードは少し古い感じがしますが、1カラム〜3カラムのレイアウトのデザインを学べるので、初学者は学習しておいた方が良いと思います。
(3)デザインソフト編
PhotoshopとIllustratorの勉強に関しては、以下の書籍を使用しつつ学習を進めました。
一通り学習を進めた後は、バナートレースをしつつ理解を深めました。
3.ポートフォリオ作成 + MENTAでのフィードバック
本での学習を進めた後は、いよいよポートフォリオの作成を進めていきました。
しかし、ここでつまずいてしまいます。
独学であるため、デザインはこれで良いのだろうか?コードの書き方はこれで良いのだろうか?という考えが大きくなり、ポートフォリオ制作の手が止まってしまうことが多くなりました。
これではダメだと思い、MENTAというサービスを使ってプロの方にデザインとコードレビューをしてもらおうと考えました。
会員登録をして、WEBデザイン等のワードでメンターを探しました。
一番信頼できそうな方を選んで、数ヶ月その方が出してくれる課題をこなしたり、自分のポートフォリオのフィードバックをして頂き、ポートフォリオが完成しました。
完成したのは、勉強を初めて5ヶ月目(2019年7月末頃)でした。
私の場合は、紙でのポートフォリオは作成せず、WEB版のみで面接に望んでいました。
大抵の場合、面接官が自身のPCで、提出したポートフォリオを見ながら話をしてくれると思います。
MENTAのメンターさんも仰っていましたが、分からないことがあっても、自分で解決できる力を身に着けることが大事です。
ポートフォリオ作成の際も、一度自分で徹底的にググって分からなければメンターさんに聞くようにしていました。
人に聞いてその場では出来た気になっても、結局自分の力になっていないような気がします。
ポートフォリオ作成に限らずだとは思いますが、自走できるデザイナーになれるよう頑張りましょう。
面接について
完成したポートフォリオを持って、いよいよ就活を開始しました。
本格的にはお盆明けの8月中旬から開始し、冒頭にある通り9月末で内定を頂きましたので、就活期間は1.5ヶ月くらいです。
面接については未経験であるため、熱意とハキハキした返答を意識して面接に臨みました。
また、前職での経験がデザイナーとしても活かせるということをアピールしました。(少々強引な感じではありましたが、、)
結果、1社から内定を頂きました。
採用して頂いた理由として、
・人柄(熱意や話し方、考え方)が良かったから
・会社の考え方にマッチしていると感じたから
以上2点が大きな決め手だったそうです。
つまり、技術的な部分は採用の決め手にはならず、結局は人柄であったり会社とのマッチ度合いが大事だと思います。
会社とのマッチ度合いと言っても、運の部分が大きいですが、自分が仕事(業界問わず)をする際、自分が何を大切にしているか?ブレたくない軸は何なのか?というのは面接の前に整理しておくと良いと思います。
まとめ
私は以上のような経緯でWEBデザイナーへ転職ができました。
読んで頂ければ分かるように、正直そこまで特別なことはしていないと思います。
大事なのは諦めず学習を継続すること!これに尽きると思います。
転職を目指している方に、少しでも参考になれば良いと思います。
私自身も就職して終わりではなく、これからが大事だと思っていますので、今後も継続して学習は続けていきます。
おわり
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