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菊月復元図v2.0を公開しました

駆逐艦菊月会

これまで、菊月の研究はクローズドな環境で続けられていましたが、こんにちのインターネット時代で集合知の利点を活かせておらず、「菊月という船が忘れ去られないよう、その存在を知ってもらう」という計画の意義が十分に発揮できていない状況でした。
そんな懸念から、2019年6月、当会は、駆逐艦菊月の知名度向上や研究の加速を目的として、その復元図をクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0
国際 ライセンス(CC-BY-4.0)にて公開しました。
その結果、多くの考証史料や改良の提案が寄せられ、狙い通り研究を加速することができました。
今回のアップデートは、不完全であった旧版を補完し、また新しく見つかったり、旧版の公開で寄せられた考証資料をもとに加筆修正を行なったものです。
最も目立つところでは、資料の少ない菊月でも特に少ない左舷側を、米軍資料や現地調査のほか、画像解析や文献も駆使して図面として復元いたしました。

変更点は以下の通りです。

13mm連装機銃の図を加筆
ダストシュートの追加
左舷側面図の追加
各部名称の追加
ライセンス表記位置の変更

不具合修正は以下の通りです。

舷外電路の屈曲位置を修正
艦首番号の位置を修正
舷窓の位置と数を修正
舷側の艦名文字を影なしに修正

関連するページは以下の通りです。
https://www.kikuzukikai.org/blog/kikuzuki-blueprint-2.html
https://github.com/kikuzukikai/kikuzuki-blueprint

忘却、風化することは、防ぎようがないことだと思います。だからこそ、誰かが未来に繋いでいく行動を起こす必要があります。
いつまでも菊月を残すことができるなら、それが最善手です。しかしそのためには莫大な費用、労力、そして自分の一生を費やす覚悟が必要なのです。ともすれば自分の一生だけでは足りないかもしれません。
今できることが、いつまでもできるとは限りません。いま語り継ぐべきことのために、私どもはできる限りの行動を起こします。

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