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すみません。これ読んでもらっていいですか?

自分の顔は嫌いじゃない。でも横顔の写真を見ると、鼻低いなぁって思う。でも、本当に、自分の顔嫌いじゃない。

ミスiD2022。オンライン面接へ行けなかった。

毎日毎日、気力だけで物語を書いていた。これが私のやりたいことです、とはっきりさせるために。ぶれないために。

今年ミスiDに落ちたら、物書きとして何かひとつ、納得できると思っていた。物書きの友人が「とある賞に応募するために全力で書いて、それに落ちたら、自分としてやりきったと思えた。今は趣味で書くことが純粋に楽しい」というようなことを言っていたのを思い出していた。私にとってそれはミスiDじゃないかな、と。

落ちた現在。全く、物書きとしての貪欲な気持ちが治まらない。

失礼極まりない女だが、小林司さんに凸DMをした。『書いてた長編が終わったから、読んでください』と。とりあえず、読んでもらいたいので。読んでもらうために受けた。だからDMを送った。申し訳ございません。


ミスiDに応募する子たちは、総じて文章力が高い。語りたい想いがある人が集まる場所だからそうなるのは必然。読書家だって多い。

そう考察したから、何か飛び抜けたことするために、毎日小話を書いた。毎日毎日。今日はもうだめかもしれないと思いつつ。こんなに書いたのは、学生の時以来かもしれない。我ながらよくやったと思う。

自分の糧にはなったので、その努力が認められなかった!とは思っていない。これは本当に。


何が足りなかったのかを考えることはしていない。これも本当に。求められる形にハマらないことはある。週刊少年マガジンと、なかよし。求められるものは違う。そういうことは世の中に絶対ある。マガジンとなかよし、どっちにも連載できるのなんて、CLAMP先生くらいだ。そこまでの才能は、さすがにない。それくらいの才能があったら、どこかでもっと光を浴びている。


「じゃあ八朔、復活戦、やらないんですか?」

突き詰めるとそこに戻ってくる。


いえ、復活戦はやります。

『史緒ちゃんと佐藤さん』を完結させたので。

全部通して読んでもらいたいので。

復活戦に参加したら、また読んでもらえるかもしれないので。

史緒ちゃんと佐藤さん

 https://note.com/kikuya_log/m/md539c518b333

読んでください。お願いします。

お前はもっとできると、教えてください。