水は透明なのに、海が青色なのはなぜ❓
「空の青色が水の表面で反射しているから」という理由は違うらしい。なぜなら、空が雲に覆われていても、海は青いから。
雲が出ていても、地面のタイルが白色でも、プールの水は青い☟
「水は透明なのに、海は青色なのはなぜか❓」という疑問を解決してくれるのは、”太陽の光”である。
太陽から降り注がれる透明な光は、赤色、黄色、青色などの全ての色がつまっている。
で、例えばトマトが赤色に見えるのは、トマトが赤色だけを反射しているからである。赤色の光をトマトに当てると、もちろん、トマトは赤いまま。
トマトに青色の光を当てると、トマトは黒くなる。これはトマトが青色を吸収したということを意味している。
この原理から導き出されるのは、「水は青色を反射する」ということである。
海の中を潜って、水が青く見えるのは、水が反射した青色が海の中で”ばら撒かれている”から。
ただ、水が青く見えるには、水の量が条件として関わってくる。
白い光を出す懐中電灯を近くで見た時は、白色のままである。
数メートル離れた所から見ると、光は少し青みがかる☟
かなりの距離を置いて、光を見てみると、完全に青色となる☟(つまり、水が青色を反射する為には膨大な水が必要である。裏を返せば、コップ1杯程度の水は青色を反射できないので透明なままである。)
そして、もう一つの原理として、「深ければ深いほど色が濃くなる」というのがある。(☞より多くの青色を反射するから。)
手前のプールは奥のプールより深い。そしたら、手前のプールの方が青色が濃く出ている。
海はとても深いので、濃い青色になっている☟
~例外~
たまに水の色が茶色だったりするが、
それは水の中に砂や泥があるからである☟
水が緑色になったりすることもあるが、
それは海草や花粉などによるものである。
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