今日の実習は上司のフローリアンと2人で、子ども達は6人。ここ何カ月は誰かしらの先生が休んでいるけど、フローリアンは「キーくんだからこそ、こっちのグループは2人でもやっていける」と言ってくれる。フローリアンの仕事スタイルは熟知している(https://note.com/kikun_waldkita/n/n667325187774)ので、上司が働きやすいようにこっちは動いているつもり。雑用的な部分は自分が担当しているけど、来週は自分がセミナーに参加して実習できないから、「キーくんがいないから困るわ~」と言ってくれている。自分はもう30歳なので、ただ単に言われた雑用をこなすだけではなくて、次の展開やチェックポイントを自分なりに考えながら、言われる前に先手を取って行動しているので、そこを評価してもらってる感じ。で、今日は子ども達の人数が少なく、それ故に、いつもの遊び相手がいない子どもが何人かいた。その状況において自分とフローリアンは、子ども達が新たな関係性を築けるようにサポートし、上手く遊びグループを作ることに成功した。フローリアンが言っていたのは、「先生は関係性とか雰囲気といった目に見えないモノを創っている。それ故にとても難しいことだけど、今日は上手く成功した。2人で良い仕事が出来た!」ということ。目指すべきゴールは『子ども達同士が遊ぶ』ということなので、それを達成する為に先生は、時には遊びに入ったり(入らなかったり)、時には子どものお願いを受け入れたり(断ったり)、遊びの提案をしたり、目立たないようにしたりなど、子ども達の様子を逐一観察しながら、自分のするべき行動を決めていく。その子の特性や遊びの種類、遊び場の状況などを考慮すれば、選択すべき行動は無限にある。その中から最善かつ最適のモノを”常に”選択し続けられるということが、保育の素人と保育のプロの差であると思う。1度や2度なら、素人のたまたまの行動が運良くゴールに繋がることがあるだろう。そこをプロは、どんな状況に対しても正しい論理による選択を行い、毎回ゴールに繋げていくことが出来るのだと思う。自分は、失敗から学び、成功を自信にしながら、ゴールにたどり着く精度を高めていきたいと思う。
画像1

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?