見出し画像

「Ene mene mink mank(えーね めーね みんく まんく)」 実習19、20、21、22、23日目 デュッセルドルフ森の幼稚園 20231009~20231013


<今週の出来事>


・10月9日(月)はグループの子どもが4人で、先生が3人という状況。子どもの内の1人は慣らし期間の子どもなので、園に慣れてもらう絶好のチャンスだった。

遊び場所に大人の握りこぶし位小さいサッカーボールを持っていき、慣らしの子とフローリアンと自分で遊ぶことに。そしたら、その様子を見ていた他の3人の子も途中からやってきて、一緒に遊ぶことに。

子ども達のグループがいて、その反対に自分がいて、子ども達が自分にボールを投げた後に、自分がボールを子ども達に投げ返すという形。フローリアンは子ども達サイドにいた。

最初の3人で遊んでる時は良かったんだけど、途中で他の子どもが来た時から、慣らしの子が、順番が待てなかったり、他の子からボールを取ろうとしたりして大変だった。

で、他の子達が別の遊びをし始めて、フローリアンがもう一人の先生と話し始めた時に、自分は慣らしの子とボール遊びをすることに。

遊び場所から元の場所へ戻る帰り道でフローリアンに言われたのは、「2人で遊ぶのは良くなかった」ということ。

なんか、「慣らしの子がルールを守れなかったゆえに、ボール遊びが崩壊したのだから、その後に個人的に遊ぶのは、慣らしの子のルール順守意識にとって良くない」とのこと。「ルールを守れなかったのだから、今日はボール遊びはしませんっていう風に線引きして、ルールを守ることを教えるのが大切」っていう事を教わった。

慣らしの子だけじゃないけど、ルールを守れない子って、他人の目を見てない率が多すぎるんだよな。他の先生が話しかけても、地面をいじってたり、顔がそっぽ向いてたりするし。

まぁ、焦らずに、一歩一歩でしょ。今日を積み重ねていって、出来ることが出来るようになれば良いかなと思います。

個人的には慣らしの子に対しては、その子の好きな所を伝えていけるように接していきたいと思う。



あと、サポートの姿勢が大事!自分は小さい頃は真面目ちゃんだったから、他人にちょっかい出すって感覚がよく分からないけど、相手の気持ちに寄り添って接するようにしていきたい!



・トイレを我慢できずに漏らしてしまう子どもが1名いるので、その子がいる時は、朝ご飯終わりや昼ご飯終わりに注意喚起する必要がある。

・税務局の訪問予約を先生と一緒に行った。独断で「この日!」って決めたら、もしかしたら仕事のスケジュール的に迷惑がかかるかもしれないと思ったので。

そしたら、案の定そうだったみたいなので、相談しながら決めて良かったなと思った。



自分の境界を守る言葉「Das möchte ich nicht」。訳したら、「それは嫌だ」的な感じ。例えば、子どもAが子どもBに対してちょっかいをかけた時に、子どもBはその言葉を言う。そしたら、子どもAはちょっかいを止めなければならないというのが園の”暗黙の了解”というか”掟”みたいな感じ。

自分も最近は、この言葉を子ども達に対してちゃんと言えるようになってきた。以前は、子ども達が遊びでじゃれてきた時に、自分もなぁなぁな感じでそれに付き合ってたけど、『幼稚園は子ども同士の遊びを提供する場所』と学んだ後は、他の子と遊んでなくて寂しくてじゃれ合ってきている場合を除いては、この言葉を言って線引きするようにしてる。

子ども達の中には、ちょっかいを出されてもこの言葉が言えなくて意思表示できない子もいるので、その時は、「こうやって言うんだよ」というように声掛けしてる感じ。

線引きは大事☟



・2週間おきの水曜日に、15時からチームミーティングが開催されている。17時までの2時間で、色んなことについて話し合う。大体は今後のプロジェクト(遠足や行事、保護者会など)に対する役割分担や計画の作成って感じ。

自分は全然発言はしてないけど、聞く姿勢はめちゃくちゃ見せてる。常に前傾姿勢!話してる相手の目を見る!話してる相手の方向に首を振る!手にはノートを持っていて、いつでもメモできる準備!

個人的なちょっとした裏技としては、ミーティングが終わった後に、誰かの元へ行き、「今日話した内容って、~と~と~だよね」みたいな、会議の振り返りを言うと、その人に対しては、「この会議のことを理解してるんだな」って思ってもらえるから、実践してます!笑

人数は大体7人くらい。携帯を見る勇気は無いし、そもそも余裕が無い!笑☟



水曜日はなんか教育の専門家(?)みたいな人が来て、先生からの質問に答えるって感じだった。

自分が担当してるグループではないグループに男の子が二人いて、その子らがやんちゃで結構手こずってるみたいだった。

しかもそのグループの先生は女性しかいないので、やんちゃな男の子に対応するのであれば、男の先生がいた方がラクじゃないかなと思った。


・10月12日(木)はWildparkへ行った。デュッセルドルフの動物園です。

公式サイト☟



最寄り駅は、Auf der Hardt / LVR-Klinikum駅。歩いて10分くらいで到着。



デュッセルドルフのサイトに記載されている説明をグーグル翻訳で和訳☟


ワイルドライフパーク - 学びの場としての森

風光明媚なグラーフェンベルクの森に囲まれた約100匹の動物が生息する野生動物公園は、特に家族連れにとって魅力的な目的地であり、365日営業しており、入場料もかかりません。 1927年に最初に配置された囲いは、当時わずか10ヘクタールをカバーし、ダマジカとノロジカを収容していました。

1944年の戦争中、公園は閉鎖され、1952年に30ヘクタールに拡張され、再開されました。今日、囲いの大きさは40ヘクタールで、動物園ではありません。これは、野生動物公園で動物が提示される方法ではありません。むしろ、彼らはいつ人々に近づき、自分自身を見せるかを自分で決めます。

広大で自然に近い囲いには、アカシカ、ノロジカ、ムフロン、イノシシが生息しており、最年少の訪問者にとても人気があります。特別な機能は、ダマジカの屋外エンクロージャです。ここでは、ゲームが望むなら、子供たちが間近で体験して餌をやることができます。

https://www.duesseldorf.de/stadtgruen/wald/wildpark/


百聞は一見に如かずなので、写真を公開☟


看板


まずは、この日の為に集めたドングリと栗を寄付しに行く。


動物園に寄付された栗たち👆
この日の為に、子ども達と一緒に栗やドングリを集めてきた。
動物の餌になるようにと、微力ながら収集したモノを寄付。
重さを測ったら全部で20㎏くらいだった。
重量に合わせて幾らかお金がもらえた。


寄付し終わったら、朝食を食べる。その後は、園内を散歩。

歩いていると、鹿が放し飼いにされているので、餌を貰おうと寄ってきた。



リンゴとニンジンを餌やり用に準備していたので、子ども達が餌やり。

イノシシにも餌やり☟



13時頃にお迎えタイム。昼も残る子どもは3人で、大人はフローリアンとモナと自分の3人だった。1対1…笑

歩いて5分くらいの公園のベンチで昼食。



その後は、子ども達が遊びだしたので、先生達とお話。20mシャトルランを上手く伝えられなかった…



お迎えが済んだ後に、フローリアンから、「朝の引き渡しの時にぐずってる子どもがいる時はサポートに入ってあげて」と言われた。

結構朝の引き渡しって重要なことだし、ぐずる子どもを親から離すのって相当な技術がいるんだけど、それをBFDの立場の人にもお願いしてくれるという事は、結構良い評価をしてくれてるという事なので、しっかりと頑張っていきたいと思った。

あと、「Ausbildungする際に、今の住んでるところを引っ越して、違うデュッセルドルフの場所に住みたい?」って質問もされた。Ausbildungは1月頃からフローリアンがサポートしてくれるので有難いし、もしかしたら、「Ausbildungの実習場所は今の森の幼稚園で、Ausbildungの学校はフローリアンが通ってたところ」になる可能性が無きにしも非ずって感じ。

モナと帰り道が途中まで一緒だったのでお話しながら帰る。色々と質問攻めしたし、「モナは子ども達のことをよく見れていて凄いよね!」って褒めたら、「ルイス、エマ、ラファエルと仲良く遊べて凄いじゃん!信頼されてる証拠だよ!」って褒め返してもらった…笑


・10月13日(金)に長年の疑問が解けた。日本語だったら、「どちらにしようかな。天の神様の言う通りに!」って言って誰の番かを決めるけど、ドイツ語で何と言ってるのか全然分からなかった。

で、朝の会の時にそのドイツ語を先生が使っていたことをメモして、後から、その言葉をメモ帳に書いてもらった☟


「ein Lautgedicht」って言うらしい


Ene mene mink mank
えーね めーね みんく まんく

pluk pank tink tank
ぷるく ぱんく ちんく たんく

ene mene meck und
えーね めーね めっく うんと

du bist weg
どぅー びすとぅ ヴぇっく


「Du bist weg」以外はただの言葉遊びなので、意味は無いです。

あと、人によって文言は変わるらしい。

この動画だと、1行目(20秒)は同じだけど、2行目(23秒)から全く違う…☟



・ユリアが栗に切れ込みを入れて可愛いモノを作ってたので掲載☟




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?