子ども達が朝ご飯とかにイチゴを食べていることが多くなってきた。
大きなイチゴが入っていると、「キーくん、見て~!」と言ってくる。
自分もドイツのイチゴを食べてみたいなと思ってたし、今日朝起きた時に少しのどが痛かったので、風邪予防として果物を摂取したかったのでちょうど良かった。
スーパーのAldiで美味しそうなイチゴを発見したので購入☟
500gが2.39ユーロだった。手に取った入れ物は550gだったので、2.63ユーロ。
家に帰って、水で洗って食べた。
さすがにヘタまで食べる勇気は無かったし、おそらく今後も持つことは無いだろうと思った…笑
で、Aldiのスーパー内でイチゴに関するCMが流れていたので、その動画がYouTubeにあがってないかなと探していたところ、こんな動画を発見☟
翻訳機能を使った和訳がコチラ☟
スペインの南部にある「アンダルシア自治州」は温暖な気候を生かした世界有数のイチゴ産地で、欧州向けの輸出が盛んらしい。だけど、農家の違法な過剰取水が問題視されていて、不買運動が起こったこともあるらしい。
記事は削除されていたけど、検索に引っかかっていた☟
動画を見ていて一番衝撃的だったのは、いちごを収穫する為に働いている人達の生活である(18分50秒~27分29秒)。
イチゴを収穫する人は10万人くらいいる。そのほとんどは季節労働者としてやってきていて、いちご畑の近くに、段ボールやプラスチックで作られた小屋を自分で建てて生活している。
農家の人が提供する宿は高いし、質もそんなに良くない。
夜は明かりが無い。水が無い。電気も無い。ごみ収集も無い。トイレも無い。衛生状況は最低レベル。
労働者はガンビア、セネガル、マリ、ガーナ、モロッコといった貧困国から来ている。多くの人達は労働契約書を持ってない。仕事を休んだら給料がもらえない。皮膚を守るプロテクトが無い状態で働かせられ、農薬によってダメージを受けている。女性は農家から性的な被害も受けることがあるらしい。
ゴミ収集が行われないで、時々火事が発生することがある(25:46~)。
一切合切がこういう状況ではなく、多くの農家は労働者に対してきちんとした行動をとっているが、一部の農家では上記のようなことが行われているのが現実である。
こういうのを考えると、野菜や果物とかは生産者が売っている市場で買った方が良いのかなと思う。幸いドイツでは教会の周りや広場が市場になってることが多い。今度からは意識して自分の購買行動を変えていきたいと思う。