見出し画像

Aldiでイチゴを買って食べて美味しかったけど、ドキュメントを見て気まずくなった…


子ども達が朝ご飯とかにイチゴを食べていることが多くなってきた。

大きなイチゴが入っていると、「キーくん、見て~!」と言ってくる。

自分もドイツのイチゴを食べてみたいなと思ってたし、今日朝起きた時に少しのどが痛かったので、風邪予防として果物を摂取したかったのでちょうど良かった。

スーパーのAldiで美味しそうなイチゴを発見したので購入☟

500gが2.39ユーロだった。手に取った入れ物は550gだったので、2.63ユーロ。

家に帰って、水で洗って食べた。


さすがにヘタまで食べる勇気は無かったし、おそらく今後も持つことは無いだろうと思った…笑


で、Aldiのスーパー内でイチゴに関するCMが流れていたので、その動画がYouTubeにあがってないかなと探していたところ、こんな動画を発見☟


翻訳機能を使った和訳がコチラ☟

アルディの安い果物: イチゴを使った残酷なビジネス |研究: Aldi の内部 | NDR

夏の間、Aldi Süd と Aldi Nord ではイチゴが 1.50 ユーロ未満で買えます。アルディはイチゴをこれほど安く販売しながら、環境や公正な労働条件にも配慮できるでしょうか? Aldi は、Aldi のパンフレットで宣伝している製品の責任、透明性、環境保護について効果的に語っています。 Aldi グループは、Aldi Süd 社と Aldi Nord 社は環境保護と公正な労働条件に取り組んでいると書いています。そうでなければ、Aldi Süd と Aldi Nord はいかなる取引も行わず、たとえばスペインの農家からイチゴを購入することもないだろう。 Aldi Süd と Aldi Nord ではイチゴを非常に安く販売しています。

安いアルディのイチゴの道はアンダルシアに通じています: レポーターのヴィクトル・クプカがヨーロッパの真ん中で経験したことは驚くべきものでした。彼は、特にアルディ向けのイチゴが栽培されているスペインのイチゴ畑を探しに行きました。

研究中に環境活動家のフェリペ・フエンテラズと出会う。イチゴが栽培されている地域には灌漑が必要です。しかし、すべての農家が法律に従っているわけではありません。違法な井戸は1,000以上ある。スペインで最も重要な国立公園では現在、水がなくなっている。環境は乾燥し、動物や植物は死にます。

長い捜索の末、記者のヴィクトル・クプカは農民組合のマヌエル・デルガドとも出会う。農民たちは報道機関と話すことを好まず、時には殺害の脅迫を受けることさえある。アルディとアルディ・ノルドでは合法的にイチゴを栽培するのに十分な水が不足しており、一部の畑はすでに閉鎖されなければならないと彼は言う。

SAT組合のホセ・アントニオ・ブラソ氏によると、人権も尊重されていないという。彼は女性に対する性的暴行について報道し、電気も水道もないゴミの中の小屋で労働者が暮らさなければならない悲惨な状況を記者に見せた。イチゴ畑のこうした状況を防ぐためにアルディは何をしているのでしょうか?

00:00オープニングクレジット
01:10パンフレットのアルディの広告は模範的に聞こえる
02:00アルディのイチゴ: ウエルバの農家と畑を探すのは難しい
04:20アルディとアルディノルドのイチゴはここで育つ
05:40イチゴを求めて違法なもの 井戸
07:45グローバル GAP 証明書
09:20違法に灌漑されたイチゴ畑: 環境活動家やジャーナリストにとって危険な地域
09:54セビリア: アリのイチゴの井戸の合法化は自然に害を及ぼす
11:10立法提案は失敗、アルディとアルディノルドは反対違法なフィールドです
12:05イチゴ農家との会話
2:20 p.m.アルディのイチゴはここから来たのですか? Aldiサプライヤー訪問
午後4時55分イチゴ栽培が自然に及ぼす影響
18:50水も電気もなし: 労働者はイチゴ畑の隣でこうやって暮らしている
21:45アルディのイチゴの農薬汚染
22:10シャボラの危険な生活
27:30まとめ


スペインの南部にある「アンダルシア自治州」は温暖な気候を生かした世界有数のイチゴ産地で、欧州向けの輸出が盛んらしい。だけど、農家の違法な過剰取水が問題視されていて、不買運動が起こったこともあるらしい。

記事は削除されていたけど、検索に引っかかっていた☟


動画を見ていて一番衝撃的だったのは、いちごを収穫する為に働いている人達の生活である(18分50秒~27分29秒)。

いちご畑の近くに建てられている数多くの小屋

イチゴを収穫する人は10万人くらいいる。そのほとんどは季節労働者としてやってきていて、いちご畑の近くに、段ボールやプラスチックで作られた小屋を自分で建てて生活している。

農家の人が提供する宿は高いし、質もそんなに良くない。

ココでの生活で幸せにはなれない

夜は明かりが無い。水が無い。電気も無い。ごみ収集も無い。トイレも無い。衛生状況は最低レベル。

労働者はガンビア、セネガル、マリ、ガーナ、モロッコといった貧困国から来ている。多くの人達は労働契約書を持ってない。仕事を休んだら給料がもらえない。皮膚を守るプロテクトが無い状態で働かせられ、農薬によってダメージを受けている。女性は農家から性的な被害も受けることがあるらしい。

ゴミ収集が行われないで、時々火事が発生することがある(25:46~)。

一切合切がこういう状況ではなく、多くの農家は労働者に対してきちんとした行動をとっているが、一部の農家では上記のようなことが行われているのが現実である。



こういうのを考えると、野菜や果物とかは生産者が売っている市場で買った方が良いのかなと思う。幸いドイツでは教会の周りや広場が市場になってることが多い。今度からは意識して自分の購買行動を変えていきたいと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?