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「ハイ」を意味したい時に、「イイエ」って言うコミュニケーションがムズ過ぎる…
英語も同じだったと思うんですけど、
否定文の疑問の時に、「ハイ」を意味したいなら「イイエ」と答えて、「イイエ」を意味したいなら「ハイ」と答えるってやつが、個人的には結構難しいと思うところです。
例を挙げるとしたら、この場面☟
![](https://assets.st-note.com/img/1703869176903-qTuf87SSrr.png?width=800)
Keiner hat die AGB gelesen?
という文章。Keinerは英語で言うところの「nobody」。hatとgelesenのコンビで「読んだ」という過去形。die AGBは「約款」という意味。
なので文章の訳は、
誰も約款を読んでないの?
になります。この否定形の疑問を、真ん中にいるフィルラウデが周りの人達に投げかけているのですが、その人達の答えが、
![](https://assets.st-note.com/img/1703869602001-VreQYUwkLA.png?width=800)
Nee
というもの。Neeは「no」の意味です。つまり、周りの人達は約款を読んでないという事になります。
(Neeの下に「Leute(人々)」というフィルラウデのセリフが続いており、「おいおい、皆マジかよ…」というフィルラウデの残念感が表現されています。)
(ここでもし、「Ja(=Yes)」と答えていたら、『約款を読んでる』ってことになる。でもドイツ語はここがまたややこしくて、「Ja」じゃなくて「doch」って単語を使うんですよね。個人的にはこの場合のdochは、「だと思うでしょ?でも違うんだよ!」って、心の中で訳してます…笑)
実習先でも自分が
今日ってAさん来ないの?
って他の先生に質問したら、
Nee
って答えられることがあって、自分としては、
「Neeって否定したという事は、Aさんは今日来るのか!」
って一瞬思ったところで、
「ちゃうちゃう、否定形の疑問文に否定形の答えなんだから、Aさんは今日は来ないってことなんだ!」
って修正してます。
なんかややこしいんですけど、慣れるしかないですよね…
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