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【脚が変形した話④】言い出す前に転院決定、現れたのは陽キャな先生

このお話は膝関節変形症と股関節変形症をダブルでやってしまった人間の現在進行形のお話です

 
 担当の先生が体調不良から復活、ようやく診断が出ることに。
 前回は知人から「いろんな見方が必要だから、セカンドオピニオンも頭に入れといて」と言われていたのもありますが、そうならない診断を期待しつつ診察室へ。

「この前は失礼しました」
と、先生。
 股関節のMRIの画像をまたこれでもかというくらい見ています。
「これは…骨の中のほうまで進行していますね」

 大腿骨の上、骨盤の中に入り込んでいる丸い箇所が淡く、白く写っていました。
 
 「転院しましょう、ここでは対応できません」
 私が言い出すより早く、看護師さんを呼びこの地域でこの手の対応ができる病院を確認する先生。
 「紹介状と、事情をお伝えして予約をとりますので、いいですね」
 はあ…。
 
  
 あれよあれよという間にパパっと手続きは進み、早々に専門のセンターを抱える病院を予約。自宅から少し離れますが、車で通える範囲です。短い間でしたが先生、ありがとうございました。
 数日後に行ってみると情報が先に伝わっていたおかげか診察券の発行から全てがスムーズ、でもさすが整形外科は混んでるな…。

 また病院売店で買い物もしつつ待っていると名前を呼ばれ診察室へ。
(しかし本当に病院に売店に置いてある地元パン屋さんは名店揃いだなあ)

 先生は思った以上に若い先生。
「すいませんね~、お待たせしました!そこ、座れます?ゆっくりどうぞ☆」
 は、はあ…。(体育会系かな?)

先生
「前の病院での様子も伺いましたよ!ちょっと動かしてみましょうか☆」

 症状を伝えて横になり、実際にあれこれ動かしてみたり。
 この時点で変形している右側は激痛でした。
 気づかないうちに筋肉の柔軟性も落ちてる…。

先生
「ふむむ…レントゲンで見るよりかなり痛みが強いようですね!注射打っておきましょうか☆」
 この先生、歯切れの良さが体育会系かと思ったら陽キャだったか。
 流れの良さは嫌いじゃない。
 

 提案されたのはブロック注射です。痛みが強い股関節に打ち込み、様子を見ます。
「股関節が原因だった場合は股関節だけでなく膝や足首の症状も軽くなるはずですから☆打ってる間は脚がズーーーーーンと重たくなりますよ☆」
 先生の陽キャが救いだな…。
「歯医者さんの麻酔、経験あります?あんな感じです☆」
 言われた通り打ち込んだ後に筋肉にじわあと何かが広がっていくのとズーーーンという、言われた通り歯医者の注射麻酔のような感覚が。

「ちょっと変な感じでしょうけど、レントゲンもう一回撮らせてもらえます?」
 この日はレントゲンの撮影をもう一回と、次回予約をして終了。

 おほっ??
 痛みが無くなってる!やった!
 
 と思いましたがあまりに久しぶりの感覚すぎて歩き方が不格好…。
 なんだかなあ…。
 
 
 【脚が変形した話⑤】短期間で症状進行、松葉杖生活スタート へ続く


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