ソーシャルゲームへの課金について
皆さん、ソーシャルゲームをやっていますか?
多くの方がソーシャルゲームをプレイしていると思います。まずソーシャルゲームについて説明します。
ソーシャルゲームのメリットとしては、友達などと場所を選ばずSNSを通じて遊べることなどが挙げられます。有名なものには荒野行動、モンスターストライクがあります。こうして見ると良いこと尽くしのように思われますが、ソーシャルゲームにも中毒性などのデメリットがあります。
今回私が綴るのはこのような問題の一つ、課金についてです。
課金とはゲーム利用者がゲームをより攻略しやすくするためや、ゲーム内のオプションを選択するため、中にはインストールするために、運営者に料金を支払うことを指します。実際、ソーシャルゲームの運営会社はたった2％の課金利用者で成り立っているということもよく耳にします。
ファミ通の「ファミ通モバイルゲーム白書2020」によると、2019年のゲーム内課金額ランキングは
1位 Fate/Grand Order 711億円
2位 モンスターストライク 709億円
3位 荒野行動 424億円
4位 ドラゴンボールZドッカンバトル 301億円
5位 ポケモンGO 277億円 と、
このようなランキングになっています。上位5つのゲームですからとても有名なものが多く含まれていることがわかります。このソーシャルゲームの課金について共通している点や独自の点について続きます。
1位〜4位までのゲームに共通して言えることは、キャラクターの入手の為の課金です。この4つのゲームはバトルゲームでキャラクターの強弱やデザインにおいて、多くのファンがそれぞれの好みのキャラクター（スキン）を入手するため課金することが多いです。それに対して5位のポケモンGOは、移動しながらもプレイできるゲームですから、必然的にプレイ時間が多くなりその結果課金額が高くなったと思われます。また、これら全てのゲームに共通する点は、
ゲームに終わりがない！という点です。
厳密に言えばゲームのサービスが終了すれば、そこで終わりですが。当たり前ですが、ソーシャルゲームの運営会社は「いつまでサービスを行います!」なんて言わないので、いつ終わりが来るかわかりません。新しいクエストが追加されたり、システムが変更されたりということが繰り返されます。
つまりソーシャルゲームには明確に規定された終わりがないのです。課金がいつまでも続くのです。しかしこの点がソーシャルゲームのメリットでもありデメリットでもあります。課金をする方からするといつまでも自分の好きなゲームを続けられる（ゲームに終わりがない）ことは、ゲームをやり続ける上での最大の醍醐味なのかもしれません。
最後に、課金との上手な付き合い方を綴って終わりにします。前にも言いましたが、課金には様々な目的があります。ゲーム内でのスタミナの回復、ガチャを沢山引く、より強力な装備を得る…本当に人によって使い方が変わります。しかし、課金することで充実した時間が得られるとも限りません。今目先にある、やらなければならないことやゲームに使う時間を考えた場合自ずとソーシャルゲームや課金との上手な付き合い方が見えてくると思います。楽しくソーシャルゲームをするための節度を持った課金についてもう一度考えてみましょう。
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参考文献
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