見出し画像

声が力を持つとき

週末は、プロキョウイク者養成ワークショップの最終回。

昨年10月から半年間の講座。本来なら3月の予定だったのが、諸事情により卒業(修了)延期になって晴れて4月末に修了。

3月に受講者全員がプレゼン発表して修了予定が、都合で欠席した人がいたので4月に持ち越されることになった。わたしは3月のプレゼンの自己満足度が低くて、今回、内容を少し変えて(テーマはほぼ同じ)二回目のプレゼンをした。

実は一回目と二回目、共通して感じたことがある。
自分の声色、あるいは声の響きみたいなもの。それが話しているうちに自然と変化していることに気づいて、話しながらびっくりしていること。
話しはじめて「ここが本当に伝えたい」という思いが込められた部分になると、自分の頭で意図せずとも「自然と」声がよく通るようになっていることに体感で気がつくこと。

これに気づく瞬間、不思議な感覚があるのだ。わたしが話しているのだけど、わたしではないような感覚というのか、何かわたしの内側にある本心が訴えかけている、ような⁉︎
この感覚ってなんなんだろう。

あらかじめ用意した文字を読もうとするときは、すぐに頭スイッチが入ってしまって棒読みになっちゃう。緊張したり、すぐ忘れて中身飛ばしちゃうからメモをチラ見したい。
けど、しっかり読んじゃうとまた棒読みになっちゃう。ある程度、頭に入れたらあとはメモを見ないで、その場に居て出てくるもの、わきおこってくるものを伝える。そんなスタイルでいいのかもしれない。

プレゼンの機会ってなかなかなくって次、いつあるともわからないのだけど、この、声が自然と大きくなって自分の中から力強く響く感じ、その感覚や体感。ほんとうの気持ちを伝えるとき、内側から生まれてくるもの。
もっと味わってみたいなと思っている。


※写真は、松木正さんに修了書をもらって握手しているところ。撮影はさいとうくん【英語コーチングDream Catcher】

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?