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#8 バンドオブブラザースを語る〜第6話 衛生兵〜

みなさんこんにちは、聞くだけ屋の菊田圭です。
今日もバンドオブブラザースについて語っていきたいと思います。

今回は衛生兵にスポットを当てたお話。僕が「衛生兵」という言葉を初めて知ったのはこちらww


※画像をクリックでYouTubeに飛びます

えいせいへいってなんだ?ってずっと思ってましたw
プライベートライアンでは「ドク」と呼ばれてたりすることが多かった気がしたので、恥ずかしながらバンドオブブラザースでちゃんと認識できるようになった感じです。

今回ピックアップされるのは彼。

ユージーン・ロウ

人気がありまくりです。カッコいいし可愛い感じです。鼻が赤いからかな。
一番最初にユージーンが指を怪我するんですけど、血の出方がリアルですよね。どうやってやってるんだろう。

第5話の回の終わりの方で説明したように、どの兵士もこのバストーニュという地の雪原でコートを着ていません。敵は着ているのに。あとはダイクもちゃっかり。


髭を剃ってる途中のウィンターズの元にユージーンが救急の包帯を貰いに来た時、こちらの陣地に迷い込んだドイツ兵をウィンターズが発見。ユージーンに声をかけます。この時の「伏せろ!伏せろ!」の言い方が好きです。なんだか臨場感のある発声です。
というか氷カチ割ってでも髭剃るんかいって思います。髭伸ばした方があったかそうだけども笑


将軍が状況の確認にきます。ウィンターズ達は状況を報告。
膠着状態、救護所がない、防寒具、食料、弾薬が底をついている、防御線が手薄で隙間だらけ、人手がたりない。
と言うと

「隙間を作るな。前線を維持しろ。あと、敵の大部隊がこっちに向かってるから。じゃ!」ブーーン…

なんだそりゃー笑
全く答えになってない笑
まぁどうしようもないんだろうけども…。


ユージーンはみんなのところにハサミやモルヒネの回収に回る中、ゴードンがハサミはペルコンテが持ってると言います。これは字幕版なんですけど、「ペルコンテ」の発音が何回聞いても、「ペルコーニ」に聞こえます笑 僕もペルコーニって言いたいw
あとガルニアが「ピルエット😩?」っていう言い方が何回観ても面白い笑

ユージーンは後方の救護所でルネという1人の女性に出会います(アンナっていう女性とも出会っているけども)。そこで色々物資を貰いながら彼女の名前や出身を聞いたりして他愛もない会話を交わします。そしてまた前線に戻る時、ルネがユージーンを呼び止めてチョコレートを投げます。

「チョコレート!……あなたに。」

おいおいおいぃぃぃ!
脈ありかいーーー!!!!なーーんだよもーーー!

あなたに…👱🏻‍♀️ニコッ

じゃないよもーーー!いーなーー!!笑

ってなりますw
てか、名前聞いていいかな?って聞く時点で意識しちゃうよなー。ユージーンみたいな人がそんな紳士な感じで聞いたらもう勝てません。100対0で菊田圭の負けですw


救護所から戻ると部隊はちょうど斥候(偵察)に出るところでした。ユージーンがそのまま参加しようとすると、マーティンが「お前に怪我をされたから困るから来なくて大丈夫」と言います。僕はマーティンには厳しい人という印象があるだけに凄い優しさの倍増感がズルイ。

結局戦闘斥候なので敵の前線にあたるまで進まないといけなくて、ジュリアンという若くてかわいい兵士が首に被弾。

とんでもなくリアルな傷を目にすることになります。もし自分が被弾の仕方をしたらイヤすぎるなぁと思わされてしまいます…。ここでピーコックが戦闘に参加せず指揮所に報告に行くというクズっぷりを見せますね。そりゃ人気でないわなぁ。

余談ですがこのシーンで被弾したジュリアンを救出を求むヘフロンの「救出させてください!」の滑舌がお見事すぎます。

僕は滑舌が良くないので尊敬しちゃいます。
僕だったら、
「きゅうしゅっさすぅちくでぃあさぃ!」
ってなってしまう笑
声優にはなれないなと無意味に落ち込みます笑


ユージーンが救護所に行った時、彼とルネ、アンナの3人で重傷の兵士の手当てにあたるんですけど結局助からなくて、ユージーンとルネの2人がしばらく見つめ合うシーンがあります。見つめ合ってる中、アンナはすぐに次の場所へ。偉い!笑 
アンナに感情移入してしまうのは僕だけでしょうか笑


ウェルシュとピーコックが焚き火しているとウィンターズとニクソンが「焚き火はまずいぞ」っていいながらみんなで火に当たります。よっぽど寒いんですね。ダイエット中にラーメン目の前に出されるのと同じ仕組みでしょう笑
結果敵にバレて砲撃をくらってしまいます。ウェルシュ被弾です。彼を救護所に連れていくと救護所の街は爆撃を受けています。そこにはルネのスカーフが。彼女は死んでしまったようです。ユージーンはスカーフを手にしてその場をさります。

戦場にいるに人達は怪我や死について慣れていくしかなくて、というか慣れてしまっていちいち感傷に浸ることも許されないんだなって感じました。許されないというかやめてるって感じですかね。いちいち反応してたら精神が持たないのは間違いないでしょう。
仲良くなったらその人が死んだ時につらい。これは恋愛関係や人間関係においても持ってる人はいると思います。その人が自分のもとから去るのが怖い。だから仲良くなるのを避けて距離を置いてしまうみたいな。
僕自身もそういうところがありますね。だから交友関係は広くないし自分から声をかけたりすることもほとんどありません。


最後に、怪我をしたヘフロンの手当てをする時にルネのスカーフを使うことを一度躊躇してから破いて使う、というのシーンがあります。

これはユージーンがいくつかのことを乗り越えた瞬間をみせてくれるシーンだなと僕は感じてます。「ルネならスカーフを使ってくれって言うだろう」とユージーンが思ったのかなとか、「衛生兵として自分ができることをやる」と、彼自身が改めて自覚した思ったのかなとか、色々想像します。
マイナスを糧にしていく様を感じました。

今回と次回はバストーニュのお話ですが、顔馴染みのたくさんの兵士が被弾するし、精神的に弱っていくのも描かれています。今回はゴードンというとてもひょうきんな兵士が撃たれてしまい、なんと全身マヒに。

左がゴードンです。

ゴードンはバンドオブブラザースを繰り返しみるうちに愛着が湧いてくるキャラクターなのですごく悲しくなります。ユージーンもこの辺りから完全に憔悴しきってしまいます。そして次回はマックとペンカラ、トイ、ガルニア、コンプトンが…。僕はこの第6話は第7話への布石が沢山散りばめられているのでそこが気になりこの切なくなりながら観てます。


ということで第6話はこの辺で。
しかしプライベートライアン、バンドオブブラザース、ザ・パシフィックあたりを見ちゃうと傷がリアルすぎて他の戦争映画のフェイクが物足りなくなってしまいますよね😅

今回もまとまりがない中最後まで読んでくださってありがとうございました。
また次回お会いしましょう。


ではみんな、幸運を。




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