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無計画に広島に来た日記② もみじだらけの厳島

前回はこちら。引き続き1日目の様子をご紹介。

広島駅から宮島に移動。港から厳島神社までの道のりにはひたすらお土産もの屋さんが並ぶ。そしてそのほとんどすべての店舗に食べ歩き用のもみじ饅頭があるのに驚かされた。それもあの手この手で出してくる。生もみじ、揚げもみじ、アイスを挟んだもみじに、牡蠣と食べるもみじまで。真夏の季節であることなんてお構いなしにもみじ攻撃が続く。

それから街中にも数頭ではあるが鹿がいた。ただ奈良のそれとは違って餌をやるのは禁止になっているし、鹿の方も餌を求めては来なかった。人の存在なんてないかのように自由に闊歩しているのが厳島のシカだった。

ここまで昼食のとき以外休まず歩いていたので、厳島神社に着く前に休憩することにした。

行ったのは天心閣というカフェ。入場料500円を取られるという独特のシステムのカフェなんだけど、その理由は店からの風景にあった。

海と豊国神社が臨める最高のロケーションにある店舗では、写真だけを目当てに店の近くまで着たくなる人がいるのも頷ける。

そのため入場料として500円が取られ、その代わりにドリンクがアイスコーヒー100円など、かなり安くなっていた。ちゃんとしたコーヒー屋さんのカフェなので、安くてもしっかり美味しかった。

そして厳島神社。建物の素敵さと共にいくつか驚くポイントがあった。

まずは鳥居について、腰近くまで水に浸かる覚悟があれば鳥居に触れるようだった。干潮が近づく時刻だったからかも知れないが、行こうと思えば行けるんだと教えられた。そしてその鳥居の柱がまんまるではなく凹凸のある木になっていること。近くで見てみないと気が付かないところだった。
そして砂浜には無数の貝があったが、それらが蠢くことにも驚かされた。

唯一無二の光景を眺めて船に乗って帰った。

映っている貝は動いており少し怖かった。


最後に名物の穴子飯をいただいた。穴子を形容する言葉として「ふっくらしている」というのがあるけど、今回の穴子は身が引き締まっていて味が染み込んでいるように思えた。とても美味しく満足したところで宿へと向かって1日目はおしまい。それでは。

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