ぐるっとパスが使える施設(ほぼ)すべて行ったのでご紹介 上野周辺エリア後半
前編はこちら。
それでは後編をどうぞ。()内がぐるっとパスの特典。
東京藝術大学大学美術館(企画展割引)
ブルーピリオドでもお馴染みの東京藝術大学。卒業生の作品がメインの展示が多めだけど、卒業生と一口に言っても今現役バリバリで活躍する作家から、横山大観や下村観山といった日本美術の歴史を代表するような大家の作品まで、バラエティ豊かな展示が魅力。
旧岩崎邸庭園(入場無料)
三菱3代社長の家であり、特別それ以外に展示品とかはないけれど、豪邸なんてレベルじゃ言い表せないようなとんでもない建物。本格的な洋館と繋がっている和館という無茶苦茶な要求に応えてできている本館。さらに地下道でビリヤード場までつながっているという想像できない優雅すぎる空間が広がっている。
朝倉彫塑館(入場無料)
彫刻家の朝倉文夫の元アトリエの建物。建物と調和した彫刻の展示や、屋上の庭園など、非常に安らげるスポットになっている。靴を脱いでの鑑賞となるので、靴下を忘れずに。ちなみにこのアトリエは昔は朝倉彫塑塾という、金銭などの事情で藝大に通えなかった人向けに、朝倉文夫が教鞭をとった場所でもある。藝大の近くにあるのもまた面白い。
書道博物館(入場無料)
その名の通り、書の展示が中心の博物館、他の博物館では書かれている内容に着目しがち。だけどこの博物館では、文字についての解説が充実している。自分は書となると流し見をしがちだが、字に着目すると結構じっくり楽しめるなという気づきがある博物館だった。そこら中に貼ってある注意書きの張り紙の文言が独特でなかなか面白いのでそこにも注目。
一葉記念館(入場無料)
今でも下町を感じられる一角にある樋口一葉の記念館。代表作の紹介や、その生涯、文壇からの評価を知ることのできる記念館になっている。
石洞美術館(入場無料)
遠目にもわかるユニークな建物で、展示は焼き物や仏像が中心。なかなか他の博物館では見られないような独特の造形や絵付けがされている作品も多く、個性的なコレクションだなと思う。
文京区立森鷗外記念館(入場無料)
こちらも樋口一応記念館と同じように、その生涯と代表作を知ることのできる記念館。解説が充実していて映像コーナーもあるので、結構鑑賞に時間がかかるので注意。写真でわかるように閉館間際に行ってしまったので、時間に追われて鑑賞する羽目になってしまった。
向島百花園(入場無料)
スカイツリーと庭園のコンビネーションが見られる落ち着いた空間。
上野エリアはこんな感じ。メジャーな美術館も多いエリアだけど、そこからちょっと足を伸ばすと落ち着いたところもたくさんあるのでぜひどうぞ。それでは。
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