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いきものと生きる、ひと。

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生物・生態系・資源と繫がる、これからの人の暮らし・ビジネスの在り方を考えています。いきものCo.代表としての備忘録もかねて。
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#生態系

次の10年に向けて「プラネタリー・グッド」を提唱する理由。

プラネタリー・グッド(Planetary Good) #プラネタリーグッド #PlanetaryGood って、聞き慣れない言葉だと思います。 そりゃそうです、私達が最近になって造語したもので、今のところgoogle大先生で検索かけても、弊社サイトと私のコメントくらいしかヒットしない、産まれたてのマイナーな言葉ですから。 私達はこの『プラネタリー・グッド』を、これまでの10年の中心的な価値観であった"ソーシャル・グッド"に次ぐ、これからの10年(2021〜2030

加速する人間社会と、生命資源と、新しい「スマート○○」について。

中途半端なスマート農業や、スマート漁業、スマート○○からは決別した方が良い、と思うようになって暫く経つ。人手不足を補うとか、人がラクするための作業効率化や省力化に注目/注力しているようでは、近視眼的に過ぎるからだ。(それすらも実現は遠い、お粗末なものばかりだが、そのことはここでは触れずに行きますw) 農業や漁業は、まだ解明されていない(そして、完全には解明されることはないであろう)超複雑系の自然環境メカニズムの上に在りながら、部分最適を追求し、自然を越えた速度での効率生産/