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地方の衰退もむべなるかな

女性差別、蔑視、軽視、などは、私の激怒トリガーの一つである。
そういえば去年も激おこぷんぷん丸(死語)だった。

この令和の時代において、公にそういう主張をすることは憚られるという認識でいたのだが、
先日「女の子に管理職みたいな仕事なんかできるの?」という発言を聞いてしまい、
うっかり(は?やんのかコラ?あぁん?)という気持ちを発出してしまうところだった。危ない危ない。

直接私に対して言われたわけではなくて、その方が所属する会社の女性社員全般に対して、という発言だったのだが、
いやもう、何を言っているのかと。
ここは昭和か。昭和なのか。

この記事、そうなんですよ、当事者にとっては当たり前すぎるんだけど、よく言ってくれました。
我が社の上司もそのきらいがあるので、話の流れでこの記事を共有したところ、「地方では偏見のレベルにも至らない、常識っていうか」とのたまっていたので、
「それは偏見が凝り固まってるって言うんじゃないですかね」と低音ボイスで返しておいた。「手厳しいな」とのこと。

現在は情報がいくらでもあふれているので、自分の身の回りの人たちの価値観だけで生きるわけではない。
自分が良いと思う価値観の人が集まっているのが都市部だったら、そっち行くわよね。
私は人が多いのが嫌だという一点で地方部を選んでいるけれど、これじゃあ地方が衰退するのもむべなるかなと思いましたわ。

地方の問題の本質はここにあるんじゃないかな。
物理的には暮らしやすいのに、残念極まりない。

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