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移ろい #3 | Essay

今日は一日体育館にいた。隣の市の塩釜体育館で練習していた。

来月の体育館の広報に載せたいので…と今日体育館の職員さんから取材を受けた。いくつかの質問にお答えして、冬の発表会で作ったパフォーマンスもお見せする運びになった。冬の発表会の時より技が安定したスーパーマンや他の名前のない技がパフォーマンスで決まった。よかったなあと思う。

練習をしているとき、隣には地域の卓球サークルの方々がいらっしゃった。ある方が帰るときに、「まだ練習するの?」と声をかけてくれた。はいと答えると手でグッドサインをくださった。
体育館の観客席にはそれを一周できるウォーキングコースがあって、そこを歩いているご年配の方が私が練習しているところまで来て 今日も声をかけてくださった。前にも練習していたね、頑張ってねと。

たくさんの方にありがたいことに支えられている。
練習をしてどこまでできるようになるかは自分にかかっている。最後は一人なのだと思う。

今日は小さな出来事が嬉しかった。一人だけれど独りではないということに心が救われた。

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