見出し画像

配信開始から半年経って、初めて思いを書きます 聴くテレ朝P

聴くテレ朝が配信開始されてからちょうど半年経ちました!
おかげさまで、多くの方々に聞いていただいており、直接いただくお便りやSNSでの皆様のリアクションもありがたく拝読しています。

そもそも「聴くテレ朝」は、テレビ朝日社内の新規事業募集のアイデアとして上がってきた企画です。
私(聴くテレ朝P)はあくまで事業計画を書くのに際しての伴走役だったのですが、私自身もそもそも2015年ぐらいにポッドキャストを配信してみたことがあったり、最近流行ってきているポッドキャストについて、コンテンツ・番組に関してはもちろん、市場に関しても大変興味があったので、私としてもなんとしても実現させたいアイデアでした。

その他の新規事業アイデアも大小様々ありつつ、(他にも引き続き私が進めている企画も様々あるのですが、)このポッドキャスト事業「聴くテレ朝」は実現に向けて最優先で動き出すことになりました。

そこからなんだかんだあり、今年の2月20日に、聴くテレ朝は配信開始しました。
この記事では、最初から配信をしている3番組について、今更ですが、思いを書き記せればと思います。

「アルコ&ピースのしくじり学園放送室ポッドキャスト」

アルコ&ピースのしくじり学園放送室P

「聴くテレ朝」をコンテンツ群として成長させていき、事業として成立させるにあたって、強み作りをしていかなければなりません。
その中でまず、最も重要となるであろう「番組の作り方」を強みとすべく、テレビ局なので、テレビを作ってる人にポッドキャスト番組を作ることを試したいと思っていました。

それに際して、しくじり先生の演出の北野さんにご相談させていただいたところ、二つ返事でOKをいただき、さらに、企画もすぐに準備してくださりました。
企画としては、"文化人"にフォーカスを当てた番組。出演者は、ラジオスターであるアルコ&ピースさん。

初回のゲストから攻めに攻めたキャスティング、日本SM界の大御所、三代目葵マリーさん。
初回から社内に睨まれるきっかけとなりましたが、注目していただくきっかけにもなりました。

日本SM界の大御所から、半年経った直近のゲストは森達也さんという、映画界の大御所まで、幅広い方々に出ていただき、バラエティに富んだ番組になっているかと思います。
私自身、収録にも立ち会っているのに、繰り返し聞いてしまっていますし、アルピー平子さんからも「普段自分の番組見たり聞いたりしないのに、この番組は聞いちゃう」と言っていただき、ありがたい限りです。

北野さんにも「ライフワーク」という言葉をいただいて、大変感謝です。

引き続き、お忙しいテレビ現場の皆様のお力をお借りして、面白い番組づくりをしていければと考えています。
(後ろで大笑いして、番組収録中うるさくして、すみません。)

「さらさラジオ」

さらさラジオ

「番組を育てていく」ということも連続的に実現していくべく、タレントの皆様を起用せず、社内の人が活躍する番組作りもしていきたいと考えていました。
その上で、もちろん一番最初に思いつく、テレビ朝日の中にある貴重なIPとして、アナウンサーの方々がいらっしゃいます。
アナウンサーの方と番組作りを成功させることができれば、連続的に人気番組を作れるのでは?と妄想しました。

アナウンス部長にもご意見いただきながら、聴くテレ朝チーム内でも議論をして、白羽の矢が立った(勝手に立てた)のが鈴木新彩アナウンサー。

ミュージックステーションでサブMCを務め、様々なバラエティにも出演している実力はもちろん、なにより一番のきっかけとなったのは、アナウンス部のインスタライブでの振る舞いや発言。
若手アナウンサーとしては考えられない落ち着きなのに加え、趣味に対する考えは若々しく、日常に対して敏感で、ポッドキャストでぜひ喋ってみてもらいたいなと思い、お声掛けさせていただきました。

収録毎に喋ることをiPadびっちりに書いてきてくださり、関わる人たちへの社内確認、各話タイトル・概要文を書くところ、最近ではリールの撮影・編集・投稿まで…

鈴木新彩アナウンサーインスタアカウントのリール:https://www.instagram.com/reel/C-2YiW5yFi7/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

何から何までやっていただいてます。
この場を借りて…いつもありがとうございます。頼りすぎてすみません。

「岸政彦の20分休み」

岸政彦の20分休み

最初のタイミングでもう1番組ぐらいは作りたいなと思っていましたが、上記2番組とは異なる番組作りをしたいと考えていました。

そんな中で、新卒で配属されて当時1年目の佐藤くんが、この番組の企画を作ってきてくれました。
岸先生のことを学生時代から追いかけていたとのこと、さらにはテレビで働くことを目指し始めるきっかけも岸先生だったようで、熱量ある企画書を書いてくれました。
もちろん私も岸先生の著作は拝読していましたし、聴くテレ朝の方向性にも合う番組になると思いましたし、佐藤くんのバイタリティで岸先生との"つて"も作ってくれて、番組実現に至りました。

岸先生とは、事前打ち合わせをさせていただいたときから、すでにお話しされたいことを多くお持ちで、番組側ではそれをできるだけ味付けしないでお届けすることを目指して、番組作りをしています。

番組制作者メンバーとしては、ちくわちゃんの成長にも立ち会うことができ、ただただありがたい(かわいい)限りです。

そしてこの度、「聴くテレ朝」初の番組イベント「岸政彦の120分休み」を開催することになりまして、イベント来場チケットは完売してしまったのですが(もっと大きいキャパにすればよかったです、すみません…)、配信チケットがございます!

ぜひご購入いただき、できればリアルタイムで、皆さんと良い"120分休み"を過ごせればと考えております。
岸先生におんぶにだっこの番組で…
引き続きお世話になります。よろしくお願いします。

最後に、半年経ったので…

まず愛される番組作りを目指して、半年間走ってまいりました。

ただ、一応ビジネス企画でして、半年経ったのと同時に、「そろそろ儲けろよ!?」という社内の圧力が強くなってきておりまして…笑
例えば、
✓イベントや動画配信の実施
✓スポンサー・協賛獲得

については確実に動いていくのと、その他についても検討していきたいと思っております。

セールスシートなどはまだちゃんとしたものが整っていないのですが、ご興味があられる場合には、聴くテレ朝のフォームなどからご連絡いただけますと幸いです。

番組作り周辺について、もっと発信していかなければならないと思っているのですが、なかなか時間が取れておらず、申し訳ございません。
ポッドキャストの配信だけで伝わらないこともあるので、今後はこのnoteなども含め発信頻度を増やしていければと考えています。

改めて、最後に、ありがたいことに本当に多くの皆様に聴いていただいています。
ポッドキャスト・音声素人ではありますが、引き続きご支援いただけるとありがたいですし、日本のポッドキャスト界の盛り上げに乗っからせていただきつつ、「聴くテレ朝」として少しでもそれに寄与できればと考えております。

また、ぜひ様々なご意見を伺わせてください。
貴重なご意見として、一つ一つ、拝読しております。また、大変励みになりますので、「面白かった」などポジティブな感想もぜひお寄せいただけますと幸いです。

引き続き、よろしくお願いします!!!