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近江商人の三方よし

作るのは得意、でも売り方は独学・・・多いです。
シェフは作る事に一生懸命、奥さんは素人「ヴァンドゥーズ」(売り手)
あそこのあのシェフ、いい腕してたのに、閉店だって(離婚だってさ)
うちのOB君でも、あった実話です。(泣)
売る話をもう少し。

前回までも作るのは大事、売る事はもっと大事の話でした。
お金の知識はもっと X 3 大事です。

これだけ毎年、製菓専門学校生が卒業してホテル・パティスリー・パン洋菓子店に就職・勤めているだろうに・・・この業界の人手不足は慢性的。
それだけ、「離職者」が多い。2年以内の早期離職者は3~4割でしょうか?

古くから「商人の三方よし」は広く知られています。
『売り手によし、買い手によし、世間によし』
売り手と買い手のWin-Winの関係、両方が勝ち(損をしない取引)の欧米の考え方、それに「世間によし」がプラスされた素晴らしい思想です。
「世間によし」
主には環境に良いとか、地域貢献の事を指すのでしょうけども。
そこには地域雇用(若い人材の雇用と育成)も含まれる筈ですね。

地元高校生の現場実習

知り合いの社長さんの受け売りですが「三方よし」にもう一つ足して

『売りてよし、買い手よし、世間よし・・・未来によし』
世間よしの中に含まれる、若者雇用やSDG'sの考え方をプラスした素晴らしい言葉ですね。
そして、我々お菓子屋・パン屋も未来人材を育て、地域貢献もして行きたいものです。
その為にも、お金の勉強は必須です。
次回は、「洋菓子店経営」お金の話。


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