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作る事も大事、売ることはもっと大事

前回まで「作る⇒造る⇒創る」の話をしてきました。
専門学校などでも「作ること」を一生懸命学びます。
お家で初めて作ったマドレーヌを祖父母や親せきに食べて貰って「美味しい!」と絶賛された。
初めて彼氏にチョコレートケーキを作って(お母さん、お姉ちゃんに少し手伝ってもらったけど)『美味い!上手すぎる!お店出来るレベルじゃない!』って褒めちぎられた・・・全て「作る」です。残念ながら。
お爺ちゃんの誕生日にケーキを作ったら一万円くれた。(材料費をひいてもお小遣い分儲かっちゃった)これでも微妙に「作る」ですかね?

専門学校でチームで「作る⇒造る」の実習があって、作業分担も流れも完璧に出来る様になった。「造る」をマスターしてお店に就職した。
毎日刺激があり、驚きの連続、先輩たちも良い人ばかり。
物凄く凝って、拘った食材を使って、最新の技術でシェフのスペシャルスイーツを学んだ。・・・でも、運営会社・親会社の意向で泣く泣く閉店。
デパートの撤退、ホテルの買収、M&A話・・・
最近は少ないですが、バブル後の90年代は「良く聞く話」でした。

そうです、作る事と売る事(お金を回す)は車の両輪
どんなに綺麗で、美味しい物でも売れなければ、しかも適正価格(安売りセールで売るのでは悲しすぎる)で売れてこそのケーキスイーツ
ケーキ・スイーツ・お菓子は嗜好品。

マカロン焼成後

日用品、食べなくては生きていけない食料品ではなく、ダイヤモンド・ブランドバックと同じ『嗜好品』

さあ、売る為にはどうすれば良いのだろうか?
コンサルタントではないので「こうやりましょう!」って断定できません。
店内POPやプライスカード、集客を増やす努力、リピートを増やす努力、地域素材などを使ってメディアにアピール、異業種と組んでクラウドファンディングを使ってみる等々、上げていけばキリが無いですね。
正解は一つでもないし、複数を重ね技で繰り返しでやっても、どれが効果があるかのを検証していくのも高度なお店運営に成っていきます。

売ることの大切さ、もう少し続けます。
次回は「5W1Hから⇒6W3Hへ!」の話。


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