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Bright Step 2018

2018/7/30月 19:00- メルパルクホール

■「パキータ」よりパ・ド・トロワ
石川まどか、升本結花、関野海斗

■「白鳥の湖」よりアダージオ
佐々晴香、高橋裕哉

■My Neon Flicker (世界初演)
振付:Paxon Ricketts
刈谷円香

■「パリの炎」よりグラン・パ・ド・ドゥ
菅井円加、西島勇人

■「エスメラルダ」よりグラン・パ・ド・ドゥ
奥村彩、山田翔

■「海賊」よりグラン・パ・ド・ドゥ
芝本梨花子、高橋裕哉、山本勝利
デザイナー:後藤凪

■Consequence (日本初演)
奥村彩、加藤三希央
振付:Juanjo Arques
デザイナー:オリバー・ホーラー

■「眠れる森の美女」よりグラン・パ・ド・ドゥ
佐々晴香、石田浩明
デザイナー:こはる

■「ドン・キホーテ」よりジプシーの踊り
石川まどか、菅井円加、升本結花、関野海斗、西島勇人、山田翔
デザイナー:HiKARU

■「ドン・キホーテ」よりグラン・パ・ド・ドゥ
寺田翠、大川航矢
デザイナー:加島千紗子、森岡悠衣

だいぶ時間が経ってしまいましたが、備忘録として感想を。2016年から拝見しているBright Step、しだいに会場も大きくなり運営もしっかりして、あと、ダンサーの皆様の成長も感じられるとても良い公演になってきているなぁと思います。

ダンサーで印象に残ったのは、やはり菅井円加さんだなぁ。ハンブルクバレエファンとして彼女を応援しているというのもあるけど、それを外しても彼女のダンスのセンスはズバ抜けていると思います。パリの炎では男性より高いジャンプが印象的だったし、ジプシーでは色気を感じさせる演技も。体幹が強いからジャンプ・回転が安定しているし、音感も抜群。そしてどんな作品でも役になりきる。あと何より、踊っているときめっちゃ楽しそうで観ている方まで幸せに。彼女のダンスは人を元気にする!今年の夏は日本で3回も彼女が踊るのを観られて嬉しかったです。

次に印象に残ったのは佐々晴香さん。愛くるしい顔と手足の長い美しい体をお持ちで、アジア人独特の清楚で繊細で情感に溢れた踊りをする方でした。白鳥も眠りも、超素敵!しかもテクニックもしっかりしていらっしゃる。彼女、昔シティバレエにいらしたんですね。全然存じ上げなかったけど、こういう素敵なダンサーに出会えたのは嬉しい!来年もBright Stepに出てくれますように♥

西島さんと奥村さんは去年の公演よりも明らかに調子よかった。あと、大川さんが大人っぽくなったなぁという印象。若いダンサーって一年の間に凄い成長したり変化したりするんだなぁと感心した次第です。あと、山田翔さん、ちょっと遠慮気味に踊っていたけど、とてもノーブルな手足の長いダンサーで、今後が楽しみだなあと思いました。

それから、コンテ組の刈谷さん、加藤さんも私は凄く好きー。夏のガラっていうとついクラシックのグランパドドゥでの技合戦になりがちなんですけど、そればっかりだと楽しくない。

ここで触れていないそれ以外のダンサーさんも、今年は本当に皆さんレベルの高い演技を見せてくださって大満足の公演でした。

さて、今回、後半は若手デザイナーに衣装をデザインしてもらうという新しい試みも。面白いと思う反面、バレエの衣装のデザインって難しいんだなーと考えさせられる面もありました。バレエ・ダンスの衣装は、普段の服とは違い、踊りを効果的に見せるのが目的ですよね。それをデザイナーが理解していないといけないけど、バレエやダンスを観たことがほとんどない人には難しいんじゃないかな。個人的には眠りの衣装が好きだったけど、私の友人の中には、あの振付はチュチュをつけていないと活きない、という意見も。でも、こういう「新しい人達と新しいことを!」という気持ちは大切にしてもらいたいし、そこにあまり苦言は呈したくないと思います。Bright Stepは、出演ダンサーさん自身がやりたいことを実現できる場であってほしい!

来年も楽しみにしています!

自分用のメモとして:メルパルクホールの1階前方は傾斜が緩く、通路のすぐ後ろの席でも前の人の頭で足元が見えません。舞台は低いので、ここで舞踊系を観るなら1列目がベスト。あるいは、サイドブロックの通路横。

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