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ワインnote⑥  『ルナーリア ピノ・グリージョ アンセストラル』

【ワイン名】 Lunaria Pinot Grigio Ancestrale ルナーリア ピノ・グリージョ アンセストラル
【生産地域】 イタリア/アブルッツォ州
【品種】   ピノ・グリージョ
【造り手】  カンティーナ・オルソーニャ
【VT】    2021
【飲んだ日】 2022年12月

自分好み度 ♡♡♡♡

「自然派の中の自然派」
「無添加の中の無添加」

というとかなりクセのあるものを想像するが、こちらはまったりと柔らかく、親しみやすい香りと味わい。
口に含むと、旨味が凝縮しすぎて甘みすら感じてしまう。
液体にしっかりとした厚みがあり、酸味と苦味が優しい果実味をそっと支えている。
優しい印象のわりにアルコールがかなりくるなと思ったら、しっかり13.5%もあった。なるほど、まったり感の正体はこれか。

こちらのワイン、あえてアンセストラル方式で微発泡に仕立ててから泡を取り除いてスティルワインにしているらしい。
なんでそんなめんどくさいことを…と思ってしまうが、この味わいを出すために必要な工程なのだろう。

ルナーリアは、カジュアルな箱ワイン(バッグ・イン・ボックス)が好きで時々飲んでいるが、瓶入りのワインもやはり素晴らしい。

いずれにしても、ここのワインはコスパの良さが尋常じゃないので、一度は試してみてもらいたい。

https://www.voga-japan.net/lunariapinotgrigiostillnature

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