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「ふふふ」って何?の問いから見えてきたのは、そこには幸せになるヒントに溢れていること

こんにちは。基弘会編集部のikekayoです。ご縁あって、この「くらしのふふふ」に寄稿させていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

わたしは普段、フリーランスとして、執筆や編集などのお仕事をしています。そのせいか、普段の日々はお仕事とそうでない部分との境目がなくなりつつあります…。
それは良くも悪くもあるのですが、それらまるごと含めて「くらし」ですよね。
そんなくらしの中で、どんなときにふふふ、と思うかな?と考えてみました。

そもそもこの「くらしのふふふ」は、読者のみなさまに、日常を楽しんでもらうためのもの。ハレの日ではなくケの日をいかに充実させるかが、人生を面白くさせるコツです。

しかし、その「充実」は、いまの生活にさらに「プラス」することでしか味わえないのか?

いいえ、私はそうは思いません。
もちろん、普段よりちょっと豪華な食事とか、旅行とか、そんな「プラス」は私たちを楽しませてくれますが、それよりも大事なのは「ふふふ」を見つけ出す視点、だと思うのです。

とはいえ、急にそんな視点は持つのが難しいかも?
じゃあ、いろんな人の思う「ふふふ」を聞いてみたら良いのでは?しかも、なるべく些細なことならなおのこと良し。
ケの日に隠れている、あなたなりの「ふふふ」を教えてください!、ということで、基弘会編集部のみなさんにお聞きしてみましたよ〜!

編集長 ミスターS.K氏の小さな「ふふふ」は?

私は幼いころから銭湯でお風呂に入るのが好きでして、でも最近は近所の銭湯も潰れてなくなってしまいました。かと言って、夜に車で銭湯にいくのもめんどくさい。というので編み出したのが『自宅風呂で温泉気分』法。
浴槽にお湯を半分くらいまで溜めたら、お風呂の窓を開け浸かりながらシャワーで残りのお湯を入れると、浴室内が湯気だらけになります。
マイナスイオン風の温泉気分を味わうと、ちょっと贅沢なうふふな気分になります(苦笑)

これぞアイディア!ですね。たしかに、銭湯に毎日繰り出すのはよほど近所でなければおっくうになってしまいそう。シャワーで温泉気分、日常でだれでもできる「ふふふ」な瞬間です。さっそく今日からやってみようかな?

メンバーその1:山本郁子さんの小さな「ふふふ」は?

私は1歳児を子育て中の「ワーキングママ」、旦那さんも仕事で帰りが遅いので、平日はいわゆるワンオペ育児ってやつです。だから自分のことなんて全部後回しになってしまい、夜のスキンケアも怠る始末。
でも、旦那さんがお休みの日に、こどものお風呂とか寝かしつけをしてくれるときがたまーにありまして。
自分ひとりでゆっくりお風呂に浸かれて、ゆっくりスキンケア出来た、なんなら、パックまでしちゃったぜ!
なんて、そんな些細なことで「ふふふ」とほくそえむ、アラフォーです。

女性なら「わかる〜!」な「ふふふ」でしょうか。やはり、自分に手をかける、自分をいたわるということは、日常を愛おしむことに直結する気がします。
忙しくてついつい手を抜いてしまって、時短が当たり前になっていることこそ、ふと立ち止まってじっくりやってみるとよいかもしれませんね。

メンバーその2:ライターマズルさんの小さな「ふふふ」は?

庶民派代表としましては、近所のちょっと大き目のスーパーでちょっと高級で美味しそうな食品があっても、いつもはスルーするわけです。「ケ」じゃ良くある話で。でも「20%OFF」とか貼ってたら、ついつい買ってしまいます。この前 「カルピスの特選バター」に値下げシール見た時それはもう「ふふふ」でしたよ。

これは嬉しいですね〜!値下げシールが貼られていなかったら出会っていなかったかもしれないもの、私にもたくさんあります。けっきょく、値下げされていてもふだん通常価格で買っているもののほうが安かったりすることは往々にしてあるのですが(苦笑)。
しかし「カルピス特選バター」、プロ御用達の大人気商品のようですね…!チェックだ…!

メンバーその3:あいたさんの小さな「ふふふ」は?

わたしにとっての小さなふふふは、冷凍庫の奥でちょっと前に買ったアイスを見つけたとき、ですかね〜〜〜!
想像してください、思いがけないアイスとの出会い。
それは夏の真夜中、寝苦しさに目を覚まし冷凍庫をかき分け、奥の方に箱買いしたアイスの最後の一本を見つけたとき…
まあ、言ってしまえば過去の自分が置いた伏線を回収してるだけなんですけど、ないと思っていたものがあったときの喜びってひとしおですよね。

これも嬉しい瞬間ですね!!過去の自分、ナイス!!!と、心のなかで自分自身とハイタッチしたい気分です。アイスがあるって、忘れているからこその喜びですよね。いつもは忘れっぽい自分がイヤになりますが、このときばかりはその短所が長所に転じるわけですから、人間ってふしぎな生き物。忘れるって、幸せを連れてきてくれるんだな…しみじみ。

ちなみに、ikekayoの小さな「ふふふ」は?

最後に私の小さな「ふふふ」もご紹介させていただきますね。
まず朝起きて、愛してやまない養命酒をくいっと1杯。起き抜けの体にしみわたる独特の甘さに「ああ、今日もこれでやっていける」とばかりにガソリンチャージ。
そして休日ならお昼はビール片手に適当ランチ。ぷはーっとひとくち飲むだけで、たまらないご褒美。
夜も夜とて、本格的な晩酌のためにビールとワインと、それからそれらに合うメニューを考えるときは満面ふふふって顔してる…って、全部酒かいっ!!というツッコミが聞こえてきましたスミマセン!!(汗)

いえいえ、もちろんありますお酒以外にも。

フリーランスゆえ、私は曜日関係なく日々仕事やいろんな雑事に追われています。しかしときたまなんの予定もない自由な日に、朝目覚めたときすっきりと晴れたお天気だっただけで、ああ幸せと思ってしまいます。
早起きして、快晴の空の下で洗濯物を干す。こんな幸せな「ふふふ」があるでしょうか?

日常は「ふふふ」にあふれている

さていかがだったでしょうか?こんなにも些細な「ふふふ」が、日常にはたくさん溢れてるのですよね。
「ふふふ」は、つくるものじゃなく「ある」もの。
それは、同時に、自分自身を大切にしたり、周りをも幸せにすることにつながっていくのではないかと思うのです。
少しでもみなさんの日々の「ふふふ」探しのヒントになれたら、嬉しいと思います。
それこそが、私たち編集部の「ふふふ」なのですから。

Text by ikekayo(フリーランス ライター/編集者)

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