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おじさんアスリートとタッチラグビー(とその先の夢)

おじさんアスリートのマズルです!

毎回毎回、おじさんの肉体改造の実験が少しでも何か役に立てれればと記事掲載を続けております。お陰様で少し読み物として評価いただいたり皆さんの「♡スキ」コメントに励まされたりしております。

デスクから、「マイナースポーツを少しでも広めるべく、おじさんアスリートの目指す先」を書いてみたら?ということで、今回のテーマを書かせていただくことになりました。良かったらお付き合いください!

▼タッチラグビーってどんなスポーツ?

ラグビーワールドカップ2019が日本で開催され、ラグビーの関心がパッと広がったように思います。ラグビー選手を見てもわかるように、筋肉隆々で走る「筋肉の塊」みたいな印象をお持ちでないでしょうか?
またオリンピック競技にも選ばれている7人制ラグビーも今注目を集めています。

このように楕円球を使うスポーツは沢山あります。
例えば
・タグラグビーhttps://jptagfootball.org/
・タッチフットボール http://jtfa-east.com/ 
・フラッグフットボール https://japanflag.org/about
・ビーチラグビー http://www.beachrugby.jp/
・FIVES https://fivestagrugby.jp/
などなど。

全然所属団体が違うでしょう?
共通するのは楕円球を使用する事や、ラグビーやアメフトがベースになっていて戦術と俊敏性が必要ということかと思います。
スポーツに関心のない方には、間違いなく同じスポーツに見えると思います笑。

しかし結論から言いますと、ラグビーとタッチラグビーは全然違うスポーツだと思ったほうが正しいかと思います。

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タッチラグビーは、1960年代にラグビー王国の南半球(主にオーストラリアやニュージーランド)でラグビーのウォーミングアップで使用されていたのが発祥のスポーツです。

日本には1988年頃に早稲田大学から広められました。まだ30年を越えた位の浅い歴史です。

■主なルール
・ボールは前に投げられない&落とさない
・タッチされに行く
・タッチしたプレーヤーは頑張って7m下がってから前に出る
・結果ミスをしないと攻め手側は前進できる
・ボールは小さめのラグビーボール
・6回のタッチで攻守交替
などなど

これだけ聞いたら摩訶不思議なスポーツですね!
ルール解説は友達のOPENクラス【女子日本代表/World Cup銅メダル】倉石佳奈ちゃんが詳しく書いていますので
そちらをチェックしてみてください☆
https://note.com/kanatouch2/n/nf72752ddad3f?magazine_key=m192afe34f4b3

▼ワールドカップメンズ50代表を目指して

南半球を中心に世界中でプレーヤーはいます。「旅行に行くから大阪で練習一緒にしたい」とメッセージが来て何人か一緒にプレーしたり、ラグビーに比べたらとにかく誰でも気軽に参加できます。老若男女問わず一緒にプレーできます!

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※写真はルクセンブルグからふらっときたTouch footy女子

関東圏には沢山タッチラグビー専門のチームがあります。
強いチームは民間企業のスポンサーも獲得していたりします。
僕は大阪に拠点を置く「トライヤーズ」というチームに所属しています。
前回の全日本大会オープンクラス2位になった強豪です

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もともと現在トップリーグ・チームも保有する企業が母体になって出来た企業内サークルでした。そこから色んなメンバーが入ってきて現在は関西地域から練習に参加してくるチームになりました。チームとして25年以上運営されています。

何人か僕のようにおじさんもいて、一緒にトレーニングに励んでいます。
年齢を重ねるにつれ筋肉量も低下します。50歳になると身体機能がびっくりするくらい低下します。イメージだと30歳の時の半分くらいしかパワーありません(汗)
頭で考えたことを伝達して体動かすまで倍くらいかかります(汗)
当初はうろたえるくらいショッキングでした。しかし「歳を重ねるとはこういうことか!」と受け入れるのに時間はかかりませんでした。
なぜなら一緒にプレーしている人が20代前半から30代前半の方が多かったからです。
まだキレキレの若い男子達です!
普通でしたら、タッチラグビーのような瞬発系のスポーツは卒業して、もう少しゴルフやマラソンなどの持続系スポーツに切り替えていくものです。
毎回のトレーニングが自分の筋肉や心肺機能との戦いです(苦笑)。

折角、老化に抗い筋肉や心肺機能維持の実験しているので、効果を測定する目標があった方が良いと思い、次回のワールドカップ2023 メンズ50カテゴリー選出に向けてトレーニングすることにしました!

所轄の協会からの推薦を得て、日本タッチラグビー協会に登録するわけですが、そもそも登録するような方々は、かなりストイックで経験も豊富な方々ばかりです。そのような環境で自分の能力がどこまで対応できて代表選出までたどり着けるのか?これがここ1-2年の目標です!
コロナ禍ですが代表候補練習も定期的に予定されており、先月も千葉県で全マスターズカテゴリーが集まっての練習に参加してきました。大阪から参加したのは私一人で、他の方々は関東一円から集合されてきました。

何となく「おい関西から来たぞ。」みたいなざわざわした緊張感を感じつつ着替えを終えて
初めてシニアのおじさんばかりが集まった練習に参加しました。

もっとよそ者扱いされるんだろうなと思いながら始まりましたが、全然そんなことはありませんでした。皆さん競争相手であると同時にチームメイトなんですね。これは大きな経験でした。同じ年代のおじさんが同じようにトレーニングして高めあうという経験がなかったからです。
まだ、これから長い道のりが続きます。自分の体力やスキルがどこまで通用するのか?
仕事や家族など取り巻く環境が変わればこのプロジェクトも終了するかもしれません。

でも、当分は修行僧のように(笑)己に向き合いながら楽しもうと思っています。

▼その先の目標

実は今回のプロジェクトは僕自身の体力と精神が維持できるか?そのためにワールドカップメンズ50日本代表メンバーに選ばれるかという事を書いています。
これは直近の目標で、その先の長期的な目標は「元気に世界を旅し続けられるか?」です。
私の行いたい旅のスタイルはバックパッカーです。10代で世界に飛び出して様々な経験をしてきた自分としては、またいつかこの旅のスタイルを実践したいと思って仕事をやってきました。
その為、ビジネスで訪れた都市も含めると29か国90都市以上になりました。でもまだまだ行ったことのない国や場所があります。World Cupでも沢山友達ができたらいいなと思っています。バックパッカーになって現地で再会とかもありでしょ?その為に、毎日を大事に大切にすることが長期目標です!

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「暮らしのふふふ」で、おじさんアスリートの暮らしにフォーカスしていただいてる意味とは、僕が行ってる実験や取り組みも、コンセプト「50年後を輝くものに」の参考になればと感じたからです!
是非これからもおじさんアスリートのその後もチェックしてください!

皆さん、それでは「ピンとくる人生を!」

text by マズル

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