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洋裁はしないけど洋裁本が好き🦉〜お気に入りのソーイングブック3選〜

自問自答ファッションによって「なりたい」の、イメコンによって「似合う」の解像度が高まってきました。今回は、「好き」について考えてみます。

以前家庭用ミシンを買ってから一時期洋裁に手を出した時期がありました。
今は洋裁をするわけではないけれど、ファッション誌を見るより洋裁本を見るのが好きです。
ハイブランドのバッグよりも、ジュエラーのジュエリーよりも、手作りのワンピースに夢を感じる...!

とはいえ、ハンドメイドの服は試着ができないし、縫製も買った方が当然良いし、たとえ今後時間ができたとして洋裁にまたチャレンジするか?!というと微妙なところですが、手芸は何かしらいつかやりたいなと思うし手芸店なんかを見るとワクワクします。素敵な生地やボタンの前に広がる無限の可能性、自分の手でものづくりをする達成感...
既製服を見にデパートへ行くときの高揚ともまた違う、やっぱり手芸や洋裁には「夢がある」という言葉がしっくりくるなあ。

さあ、縫おう Joy of sawing 〜この手で仕立てる嬉しい服〜

洋裁ブロガーmoiponさんのご著者です。

本を手に取る前に、まずmoiponさんのブログを見て頂きたい。カラフルなリバティや総柄の生地で仕立てられたワンピース。リバティ好きのあなたは目が釘付けになることでしょう。購入された生地の記録を見るだけでも眼福です。そしてコート。裏地までこだわって丁寧に仕上げられたコートを見ると、贅沢ってこういうことだよなあ...としみじみ思います。
そんな素敵ブロガーのご著者を買わずにはいられませんでした。パターンは上級者向けだし、自分に似合いそうかというと微妙かもだし作ったことはないです。でも構わない。見てるだけで幸せ。

日本ヴォーグ社の公式サイトより。
かわいい😍


甘い服

表紙からしてとても好き

著者は濱田明日香さんです。ドイツでご活躍されているそうで、洋裁本も多数です。濱田さんの本の特徴は、初心者にも作りやすいということ。そして布で遊んでいるというか、ハンドメイドならではの自由さが感じられます。
この本には、フリルやギャザーやパフスリーブがポイントの甘い服がたくさんですが、本全体の雰囲気はシンプルでスッキリしています。使われている布も無地が多くて、たまに水玉とかギンガムチェックなど。甘すぎない甘い服、すごくかわいくて好きな世界🌍

実はこの本からはすこし作ったことがあり、そのうちリネン100%の生地で作ったパフスリーブのブラウスは今も現役です。素人が家庭用ミシンで作ったので縫い目はとても見せられるような代物ではありませんが、パターンと生地が良いおかげでぜんぜん着られます。


かつて自作した現役ブラウス


わたしの好きな、ミニマルな10着

リゼッタ公式サイトより。

素敵!作りたい!と思って買ったものの、作り方を見ると難しくて手が出なかった本です。
この本の服には、歳を重ねながら長く着たくなるような、非常にシックな雰囲気があります。リネンのジャケットとか、お店に並んでいてもおかしくないよなあ...と思ったら、あったのです。
著者の平真美さんはリゼッタというブランドを運営されていて、オンラインショップも充実していて実店舗もいくつかあるのでした...!
洋裁本に載っている服は、当然自分で作らないと着られません(それこそが楽しみでもあるのだが)。でも、技術がないと本どおりにつくるのはとっても難しい...。だからこそ、お店があるってことは、プロの縫製でこの洋裁本を作った人の服が着られるんだ!?とけっこう衝撃でした。
オンラインショップでは、過去のコレクションで作られたオリジナルの柄の生地のアーカイブも見られます。
この生地が本当にかわいい!!
やっぱり私は総柄の生地が好き。

これでノースリーブのワンピースとかとってもすてき…
これは布をっぷり使ったロングスカートなんかどうだろう…
テーブルクロスとかお弁当の包みとかにしても絶対かわいい!!

すべて公式サイトのスクショです。
ほんとうに素敵すぎる生地たち...

ちなみに、リゼッタではこれまで鞄と財布をお買い物しました。お洋服は私にとってはかなり高価なのですが、いつか、ぐぐっとくる柄の生地が出たときに、ワンピースかスカートをお迎えしたいなあと思っています。



リバティ、総柄、ギンガムチェック、花柄、コットン、リネン、ピンク、グリーン...
かわいくて楽しくてちょっとノスタルジック、そして天然素材で風通しの良いかんじ...
そういうのがわたしは好きなのだなあ🕊️🕊️

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