見出し画像

東京都市大等々力中学の帰国枠算数 2024年度

 今年度の帰国枠入試は12月10日(火)に実施されます。入試科目は、国語・算数・作文(日本語)・面接か、英語・算数・作文(日本語)・面接か、どちらかを選びます。
 面接については、グループ面接で、面接官2人・生徒3人という人数構成、ランダムに当てられて一人ずつ答えていく形式です。質問内容は、志望理由、将来の夢、入学後に力を入れて頑張りたいこと、滞在国で楽しかったこと、滞在国で乗り越えた困難、日本の学校のいいところなど、帰国生入試の一般的な質問ばかりなので、対策は難しくありません。
 算数の問題について、大問は6題で、解答用紙は答えのみを書く形式です。全体的に難易度は標準レベルで、基本さえしっかりできていれば6割取れる問題です。
 それでは、2024年度の問題を見ていきましょう。


2024年度 等々力 大問1

 大問1は、計算問題が3つです。この年は、(1)(2)ともに計算の工夫です。(3)の逆算は、□がイコールの右側にありますが、惑わされないように。どれも基本的な計算です。


2024年度 等々力 大問2

 大問2は、一行問題が5問で、(4)は相似を利用する面積比、(5)は立体の求積でした。どれも基本問題です。


2024年度 等々力 大問3

 大問3は、食塩水の問題で、(1)~(3)まで難しくありません。解説書では、面積図で解説しましたが、天びん図を使える場合は、それが最もラクに解けます。


2024年度 等々力 大問5

 大問5は、容器と水量です。(1)は基本、(2)(3)はやや応用ですが、これもそれほど難しくありません。

2024年度 等々力 大問6

 大問6は、規則性です。適切なところで数列を組みに分け、”○○数”に気づくことができれば簡単です。この”○○数”は受験生にとっては常識といえる数です。

以下、解説書のデータファイルです。

ここから先は

0字 / 1ファイル

¥ 800

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?