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何気なく発した言葉

数年前
家族の運転する車の助手席に乗っていた時

初めて通る道で

何気なく言葉を発したことがありました。

すごく出づらい、渡りづらい、危ない

という言葉。

十字路手前で信号待ちをしていた時
ふと脇道が目に入ったのです。

なぜか私は
脇道側から今車で自分がいる大通りに出たい人間の目線になっていて

すごく出づらい、渡りづらい、危ない

と、呟いたのです。

実際のところ
大通りに対して直角にあるよくある脇道であり
道幅が狭いこともなく
見晴らしも日当たりもよく
特に出づらいなんてことはない場所です。


なぜそんな言葉が口をついて出たのか
自分でも気持ち悪いと思い
印象に残っていました。。


その翌々日
とある芸能人の方が事故に遭いました。

私の住む関東での事故とのこと…

住所までニュース記事に載っていたので
ウェブ検索にかけてみると
どこかで見たことがある風景の気がしました。

GoogleMAPでさらに詳しく場所を調べてみると

そう…
前々日に私が

危ない

と呟いた場所であることがわかりました。


まさかと思い後日その場を再度訪れると
私が呟いた、まさにその道の端っこに
大量の花やジュースが

供えてありました。


信号のない大通りを
脇道から徒歩で突っ切ろうとしての事故だったようです。


正直この経験は
精神的にこたえて
しばらく頭を離れませんでした。

しかも

私は1970年80年あたりの
ドラマやお笑いが好きで
この芸能人の属するグループの昔のコントを
DVDで少しずつ観ている時でした。

ニュースを観た後DVDの続きを再生してみたら
その張本人がギャグで

車はすぐに止まれない!

と叫んでいました。
笑えないギャグでした。。


いや本当に、
あなた数十年後に
自身の不注意で交通事故に遭いますよ

そう教えてあげたい気持ち。

なんでしょう

不慮の事故や
まだ年若いにも関わらず病死や自死をした方の
生前の元気な姿を映像で見ると

胸が苦しくなります。

幼い頃からこういう性格なので
あまり人に心を寄せないように
同調しないようにと
どちらかというと
クールに振る舞って生きてきましたが

その当時は
大切な恩師が亡くなり
かなりメンタルが弱ってガードが緩んでいたので
何か察知しちゃったのかな…という

そんな体験でした。

ちなみに
予知能力があるとも思っていませんので
本当に何か
色んな条件が重なると出てくる
勘の鋭さみたいなものだと
思っています。





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