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筋トレ。

都会で暮らすためには心を失くさなければやっていけないとか、人間は自然から離れては生きていけないとか言うのを聞いて私は

何言ってんだ?(鼻をほじりつつ)

とずっと思ってた。わかんなかった。でも今は、なんだかわかる気がする。


色んなことがものすごいスピードかつ淡々と進んでいく。それは私の周りだけなのか、それとも時代か。それはわからない。ともかくそこに情緒などというものはない。私は変化やスピード感に富んだ環境が好きだしそこに余計な感情論もいらないと思う方だから、今のところは、そういうのもいいな、と思ってる。何事も一長一短。

そんなんで東京でやっていけるの?!
上から言ってくれるのは大抵地方出身者で、
ナチュラルボーン都会人でそんなこと言う人はもちろんいない。当たり前だけど。

でもそれを言われない分、同じ環境で生きるにはある程度筋肉痛になるようながんばりがいる。当たり前だ。それが私が選んだ生き方なのだから。


東京でひとりで生きていくのはなかなかにタフなこと。そう言ったところでナチュラルボーン都会人にとっちゃ鼻をほじりながら「ふーん」でしかない。
深いところでは多分わかってもらえない。似た経験をした人なら、ある程度わかってはもらえるかもしれない。それはどんなことでも同じ。


私には、

親のいない苦労はわからない。子育てや、家庭と仕事を両立する大変さもわからない。海外で生きる苦労も、自営の大変さも、自分ひとりが家族を養うプレッシャーのようなものも、想像することはできても、深くはわからない。

でもわかることもある。私にはわかる。だから、大丈夫よ、なんとかなるから。いつか誰かに、そう言える何かが。
だからどんな苦労も経験もきっと誰かのためになる、気がする。


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