立ち飲み屋さんの思い出と新しい冒険

十数年前、毎日のように通っていた近所の立ち飲み屋さん。
そこはサラリーマン、クリエイター、マスコミ関係者、会社経営者など、多種多様な人々で賑わっていました。
お店の経営者もとても親切で、一人暮らしの私に毎日メニューにはないバランスの良い晩ご飯を作ってくれたことが、とても嬉しかったです。

当時も今も、周りの方々に助けられることが多く、仲良くなったお客さんにCDジャケットのデザインを依頼したり、長野県の酒蔵でのライブを企画してもらったりと、仕事の繋がりもできて最高の時間を過ごしていました。

しかし、ある事情でそのお店が閉店してからは、そこで出会った方々とも会うことがなくなり、日々立ち飲み屋難民として新しいお店を探し回る日々が続きました。
古くから通っている常連さんが絶対的な存在で、新参者は隅っこに追いやられることもありました。

最近、近所に新しい立ち飲み屋さんが何軒かオープンしたようです。そんなことは気にせず、新しいお店での出会いや体験を楽しんでみようかなと思っています。