世界陸上を見て

世界陸上終わりました。

今回、割と全体的な感想としてどの種目もはじめの1歩は進んでるなと。収穫と課題が多かった試合が多かったかな。時間をかけて最終的にアメリカみたいにある程度どの種目も強いってなっていけたら。

まず、なんといっても今回のMVPは難しいところですが北口選手でしょう。予選から64m、決勝では最後の1本しっかり決めて銅メダル。部屋でみてて凄く興奮しました。恐らく今まで大変なことあったと思いますが報われてよかったなと思うと同時にこれからも頑張っていってほしいなと思います。

あとは、競歩はもう言うまでもないです。凄いとしか言えません。特に35km競歩は夜中叫びましたから。35km歩いて僅か1秒って改めてとんでもないなと。個人的に50kmも50kmで面白いんですけど、35kmのほうが戦略が凄い見えるというか今まで20kmで戦ってきた選手はスタミナを、50kmで戦ってきた選手はスピードが求められる競技になってより面白くなったかなぁと。自分は35kmのほうが好きです。あとスタノ選手ヤバすぎ。

短距離ではサニブラウン選手が決勝に。これは大きなことですね。決勝はアメリカ強すぎワロタみたいな感想で終わってしまいましたけど日本人があの決勝の舞台で走ってるというだけでも十分満足ですし、サニブラウン選手をみて、やっぱり戦える選手はある程度どんなときでもまとめる能力が必要なんだということを学びました。リレーはマイルの男子は4位と大健闘、女子も4継は日本記録更新と活躍を見せた一方、男子の4継はバトンミスが…。ただほぼ始めてのメンバーで収穫はかなりあったのでここから2年でどう立て直せるか。

あと、自分が好きな長距離はこれからなのかなぁ。特に男子10000mは次大会から標準が変わるのでまたどうなるのか。個人的に5000mまではタイムギリギリでもどうにかなりますけど10000mになってくると今の日本人の力では駅伝蹴ってでもいいからタイムを11月の八王子や12月頭の日体大で記録を出すのが1番ではないのかなぁという風に思っています(男子)。

コロナで代表に選出されてたのに出られなかった選手もたくさんいて、改めてコロナの怖さを感じたのも事実です。収穫あり課題ありこれからどう進化していくのか、織田さんもいっていたようにオリンピックは4年に1回しかなく、選手の輝いている期間が被れない選手もいる。けど世界陸上はかけっこするだけで選手が輝いている期間を見ることができる的なこといってていいこというなぁって思いながら見てました。全体的に若手主体で挑んだ今大会。来年のブダペスト、再来年のパリ五輪とどう成長していくのか。あと2025は東京ですし。

出場した選手、コーチ、スタッフ、全ての関係者の皆様お疲れさまでした!

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