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あの時から、人を羨むという気持ちは無くなった。

羨ましいという気持ち、ありますか。
誰しも少なからずあると思うのです。

ある日、子どもの友達がうちに遊びにきました。

私に、その子がポロッと話した話。

ガタガタと、私の身体中が震えるのを感じました。
心の底から、怒りと、悲しみが、渦巻いて、
苦しくて、話を精一杯聞く。そして、そうなんだね。としか言えませんでした。
帰る時に、いつでも遊びにきてね。と言うのが精一杯でした。

その子のお家はみんなが羨むようなお家でした。

その子から聞いた親御さんの日常は、
とても許し難い話だったのです。

家庭の中のことを他人が踏み込むことは難しいと思います。
それとなく、その子のお母様に言ってみたけれど、
やはり無理でした。

当たり前ですよね。日頃から隠しているのだから。

通報・・・?どこに?
言葉や精神的なもの、どうやって証明する?そもそもそうすることをその子は望んでいない。
不甲斐ない私は何も出来ませんでした。

その子は近々家を出る予定です。

家を出て心身ともに元気になれますように。
何かあったらまた我が家に来て欲しい。
あなたの幸せを、私は願っています。

どんなに、キラキラしてみえても
その先には色々ある。

私はあの日、知った。
とても悲しい発見だった。

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