【東京都8区】日本維新の会・かさたに圭司候補レポート_#選挙で聞きたい気候危機

#選挙で聞きたい気候危機  は、U30の若者がインタビューなどを通して、直接候補者に気候危機への危機感を伝えるアクションです。


さて今回は、東京都8区の日本維新の会・かさたに圭司候補のレポートです。

★アクション内容★

○ 選挙区 : 東京都8区
○ 政党 : 日本維新の会
○ レポーター : まれ
○ アクション内容 : アンケートを渡した。(アクション1のみできた), インタビューを行った。(アクション2ができた)

候補者さんの印象…きちっとしていて堅い雰囲気。笑顔や共感性があるというよりも真面目で厳しそうな方でした。


★質問に対する議員の返答★

【共通】①候補者さんは気候危機をどれくらい重大な問題だと捉えていますか?10段階で答えてください。
A. 10

【共通】②候補者さんは気候変動対策を実際の政策の中で何番目に位置づけますか?

A. 4番目以降。

【オリジナル】1.具体的な気候変動の対策は考えている?
A.考えてはいます。

【オリジナル】 2.特に重要視しているところは?
A.世界的な問題と国内的な問題を切り分けて考えないといけない。

【オリジナル】3.杉並区内の学校の電力を再生可能エネルギーにするという案についてどう思いますか?
A.限定的な再生可能エネルギーの活用は大いに賛成。他の自治体だと、屋上に太陽光パネルを置いたりしている。折り曲げることのできる太陽光パネルなど、技術革新が進んでいるので学校の庁舎の壁面につけることもできる。

【オリジナル】4.個人の取り組みだけではもう遅いという危機感を感じています。プラスチックの使用禁止を促せないでしょうか?
A.自民党の環境部会で様々なプラごみのCO2の排出量のデータが出ている。全部一気に取り組むのは非現実的です。優先順位をつけて取り組んでいく必要がある。小泉環境大臣がレジ袋の削減に取り組まれました。あのようなPR的なものから今は取り組んでいます。段階的にプラごみの削減に向けて実現可能な範囲で順序立ててやっていくべき。

【オリジナル】5.レジ袋有料化に対して「なぜそうしなければいけないのか分からない」と多くの人に思わせてしまっていると思います。きちんと理由と目的を伝えられる政治家に国をリードしていただきたいと思っています。
A.もったいなかったね。小泉環境大臣のスタンドプレーがありました。自民党の中でも反対が多かったです。小泉さん曰く、レジ袋有料化はPR効果があるということでしたが、国民の利便性や日常生活の手間を一つ増やすというところの視点が疎かになっていたと思う。国民の皆様にご不便をかけない範囲でプラごみの削減に取り組むべきだと思う。

【オリジナル】6.なぜ日本では気候変動が選挙の争点にならないのでしょうか?
A.民族性もあると思う。日本でも近年ゲリラ豪雨がすごいですよね。例えば杉並区だと善福寺川が氾濫の歴史がある。みんな身近には感じているけれど選挙の争点にはならない。お金の絡む問題が優先的になってしまう。でも私は「防災、有事に強い日本」を公約に掲げています。気候変動問題は防災対策の一つにもなっている。関東大震災のような大地震も周期的に起こるといわれている。そういう時のためにどのようなインフラを整備しておかなければいけないのか。気候変動問題と合わせて防災のインフラを考えていかないといけない。今その二つは別々に議論されてしまっている。極めて重要な争点だし、私も街頭演説で訴えています。自民党は平時のことしか議論しない。有事の議論は官僚たちもしない。僕は「防災・防疫庁」を作りたいと考えています。今までの歴史のデータをとって、周期的な波動を調査、研究し広く皆さんに知らしめる。お金も満遍なく日本全国にばら撒くのではなく、ここに災害が起こりそうだというところに多くをつぎ込む。東日本大震災の津波も前から心配されていたが、いつ来るかわからないからと防潮堤を作らなかった。防潮堤があれば津波をどれだけ防げたかというデータはまた別にありますが、その姿勢や意識が希薄だったので東日本大震災で根こそぎ持って行かれてしまった。次は関東大震災、南海トラフにも来るだろう。それが起きた時に被害は食い止められないかもしれないが、人々の意識をしっかりとそこに持っていくだけで全然違いますからね。


★レポーターの感想★

微妙でした。質問に対する答えというよりは、かさたにさんの政策のアピールの方にずらされているような感じがしました。気候変動の対策に消極的ではないことはわかりましたが、スピード感はないなと思いました。



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