【東京1区】立憲民主党・海江田万里候補レポート_#選挙で聞きたい気候危機
#選挙で聞きたい気候危機 は、U30の若者がインタビューなどを通して、直接候補者に気候危機への危機感を伝えるアクションです。
さて今回は、【東京1区】立憲民主党・海江田万里候補のレポートです。
★アクション内容★
○ 選挙区 : 東京1区
○ 政党 : 立憲民主党
○ レポーター : mayu
○ アクション内容 :アンケートを渡した。(アクション1のみできた), インタビューを行った。(アクション2ができた)
★質問に対する議員の返答★
【共通】①候補者さんは気候危機をどれくらい重大な問題だと捉えていますか?10段階で答えてください。
A.
👉今の問題と、今からスタートして、例えば2030年とか2050年とか、長期的なスパンで考えている。今はコロナの問題が一番大切。だが、21世紀は感染症の時代という話もある。地球温暖化によって、凍土の下のウイルスが地球表土に出てきたから、感染症があるという考え方もある。感染症の問題を解決すると同時に、地球温暖化の問題も粘り強く、今から取り組まなければいけない。何番目と言われると答えに困るが、常に念頭において、問題解決のために努力を重ねなければならないと思います。
【共通】②候補者さんは気候変動対策を実際の政策の中で何番目に位置づけますか?
A.
👉この(ご自身の基本政策リーフレット)中には、7つの基本政策がある。1番目は、核兵器のない平和の世界をつくりたい。6番目に、地球温暖化対策を強化します、と書いています。
【オリジナル】
①エネルギー分野の公正な移行(ジャストトランジション)政策について、具体的な案はありますか?
②行政への市民参画について。行政手続法ほで定められるパブリックコメント制度に関して、どのように考えますか?
③あなたが目指す日本社会のビジョンを教えてください。
A.
①自然エネルギーを今後増やしていかなければならない、新しい自然エネルギーへの転換は大切。知り合いで、自分で自然エネルギーの開発に乗り出した人も。同じエネルギー同士で、雇用の転換をするということも1つ。それから、エネルギー以外の仕事もある。職業訓練や、もう一度学ぶ機関に行って、新たな職業の能力をつけるということも大切。再教育というか、学び直しの機会を提供すること。ある程度授業料も必要ですから、資金面の援助も国がやる必要があると思います。
②パブリックコメント制度自体はいい制度。ただそれを実際に行う人が、行政に都合のよい情報を集めようとすることも、時々ありますね。例えば、パブリックコメントの〆切を非常に早くしてしまうとかね。パブリックコメントを求めますよと色々考えているうちに、期間が終ってしまった、ということもある。本当の意味で、国民、住民の意見を聞きたかったら、パブリックコメントをお願いをするにしても、充分な時間をとって、パブリックコメントを行うにあたって、専門家のほか、一般の国民市民住民の意見を聞きたいわけだから、公平な情報の提供をしていく必要がある。羽田の新飛行ルート、住民の意見を機会にわたしも参加したが、住民の意見を聞くというより、国土交通省の意見を押し付けるようなものだった。自分たちの主張を押し付けるようなパブリックコメントを求めることや、説明会だったりはいけないとおもいます。
③平和な社会、自然との調和。緑の多い生活や、都市での生活も大切。都市で生活している人が、必ずしもエネルギーを浪費するだけじゃなく、自分たちで太陽光パネルを設置したり、地方では小規模水力をしたり。省エネも大事、省エネをするには、規模の大きくはない、まちぐるみのスマートシティで生活するのもいいと思います。そういうところで生活したいですね、私も。
★レポーターの感想★
共通質問の1と2について:気候変動対策を政策の中で優先順位をつける難しさ、然りと思う反面、そこをなんとか優先順位をつけていただきたかったという思いもあります。ですが、「常に念頭に置いて粘り強く取り組む」というお答えをいただけたこと、期待していた以上の答えでした。
答えていただいた内容は、私の欲しい未来への一歩となり得るものでした。気候変動対策は、具体的にどういったことを、どのくらいのスピード感で実施していけるか問われているので、お答えいただいた内容を国政で進めていただきたいなと思っています。
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