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たった140の視界

140
不定期に約140文字で散文のようなものを。推敲ほぼなし。ネタ帳的な。ちょうど140となりましたので一旦完了。佐久イヌ140をお楽しみくださいませ。
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#クリエイターフェス

休みの日は大抵 麺か白米
辛い系インスタント麺同士を混ぜたり
たまに辛すぎてハズレでも
それも含めて全部美味い

その上から白米もアリだ
炭水化物過多だろうが別にいい
野菜嫌いだけどネギだけは入れて
みちみちに満たされる食欲

お腹いっぱい の幸福感は

一緒してる時に似てる ね

土産何がいい そしたら
美味しいもの

それで 出先では
仕事よりそっち優先で
時間が空いたら美味いもの探し
その時間がすごく楽しいんだ

家に帰って山ほどの収穫を
並べて比べて喜んで
ありがとうありがとう
一つ一つに礼を言う
その度俺も幸せになれる

その顔 見せてくれるから

風呂上がりに星を見に行く
コンビニでビールと肉まん買って
店の強すぎる灯を避け
少し遠くの空き地まで自転車で

街灯もまばらなその場所で
肉まんの湯気が立ち昇る空を仰ぎ
目を凝らす

慣れてくると
そのうち浮かび上がるのは
無数の光の粒

届く光は過去のものでも
俺の見てるのは今

これが最後 と思う癖
学祭も仕事もイベントも
最後と思って全力出す
だから長くは続かない

会った流れで付き合ったその人は
力を受け流し中和するタイプ
不思議だ 俺の全ては
頑張ること忘れてしまった

自分を変えるのは
相当なパワーが要ると思ってた

でも 何の力もいらなかった

甘いものは苦手だった だけど
そういうアンチ寄りのやつって
一気に覆された時がすごい笑える
全てがそれ一色に変わるんだから

ワンちゃん苦手だったやつが 飼った途端
デロデロ愛犬家に寝返るくらいに

お察しの通り 糖分漬け
あんたに会って
この世は砂糖でできてるって
開眼したんだ