作った181231

初めて作った餃子がマズかった話

こんばんは。最近は東京都区外で餃子を食べたい欲が湧いています。きょん です。

2018年12月31日大晦日に一人で餃子を作りました。

大晦日に朝から女ひとりで餃子を作るのは、今思えば何とも言えない状態ですが、
本場中国は縁起が良いという理由から大晦日に作るという慣しがあるので、無意識で本場を倣っていたということになると考えるとなかなか偶然としてはできているなと思いました。笑

ちなみに、それまでに友だちが作っているところをほんの少し手伝うという程度(もっぱら食べる専門でした。笑)で、殆ど作ったことがありませんでした。実家にいた時に親と一緒に包んだ記憶も残念ながらありませんので、全部を通して作ったのは覚えている限り初めてでした。


それも何を欲張ってか、小麦粉を1袋買って餃子の皮から作っていました。
大きい餃子を食べたくて、売っている大判サイズよりも更に大きいものを作ろうと目論んだことが理由です。餃子25個分の小麦粉を使用したはずが、10個分しかできなかったです。つまりとてつもなく分厚くなり、フライパンの上にのせて数分。
できあがったのは、想像していた焼き餃子ではなく、全部に火を通そうとして全面を焼いてしまい、パンのような食感の何かでした。笑
分厚い時は水餃子にすると良いのに、何の知識もなく全て焼いてしまうという結果に。無知とは恐ろしいものです。

また元々自分自身が薄味好みということもあり、餡を自分好みにアレンジして薄味にすると、餃子の餡が全く味がしないという悲惨なことになりました。
おまけに自分は器用な方ではないので、皮も上手く閉じることができておらず見た目も残念という結果に・・・

そんな今まで食べたどの餃子よりもダントツでマズかったものを作ってしまったわたし。餃子に謝りたいです。こんなに餃子を不味く作れる人がわたし以外にいるのでしょうか。


しかしこのできごとがきっかけで、お店の餃子はなんて安くて美味しくて最高なんだろう!と感動して食べ歩くようになりました。もし自分で作った餃子が頬が落ちるほど美味しかったら、きっと餃子巡りをすることはなかったでしょう。成功よりも失敗から学ぶことの方が多い。それも餃子で一番学びました。

餃子は家で作ると、それも皮から手作りすると、トータル予算も安くなると母から教わりました。しかしながら作ってできたものは、それはむしろ餃子ではない別の何かでした。
一皿5個で数百円という、外食する中ではコスパの良い餃子をたくさん食べて、探求することからわたしの餃子の毎日は始まりました。美味しい餃子と巡り合い続けて、気がつけば半年以上が経っていました。
半年ぶりに餃子を作る意欲が少しずつ出てきたので、ここで一度初めて作った日のことを振り返ってみたのでした。おしまい。

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