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そろそろ誰かの妄想を聴きたい

一昨日のnoteに私はこんなことを書いていました。

世の中から外れまいと、外の世界とすり合わせたりバランスを取ることに力を注ぎがちですが、もう少し自分の理想とする世界づくりに力を注いでも良いのではないかと思っています。特に正解のない未来に対しては。正解のない未来に向かって、自分の大切な世界に守られながら、ワクワクふわふわしながら歩いていけたら最高です。未来への不安も吹き飛びそうです。

何気なく、テレビを観ていて思い出したことを書いていただけなのに、なぜ、こんなことを言いだしたかというと・・

とある講義でこんな問いかけをされたから。

「不確定で変化の激しい これからの未来を生きるには どんな力が必要か?」

このテーマでグループディスカッションをする時間がありました。いろいろな話が出て、どんどん話が膨らむ中、議論よりも質問が多い人が一人いらっしゃいました。

質問のたびに、聞かれた人は丁寧に答えます。そして、その人はまた新たな質問をしていきます。そして、講師の先生が見回りに来られると、今度は先生を質問攻めにしていました。

考える材料を集めるための質問なのかと思い、しばらく聞いていましたが、その人の質問に次ぐ質問が続き、議論の時間がなくなってきた頃にハタと気づきました。

この人、正解を求めている。

正解を知っていそうな人に答えを聞くのは、別に悪いことじゃないと思います。むしろ近道になり、他のことに時間を使えたりもします。

ただ、このグループディスカッションのテーマは・・
「不確定で変化の激しい これからの未来を生きるには どんな力が必要か?」

そこからさらに
「そのために、キャリアコンサルタントとしてできることは?」
というテーマについて話し合うというものでした。

この話し合いの場こそが、その答えだったような気がします。

未来は真っ白で、どんな道が正解かなんて全くわかりません。ひとりで分からない道を進むことを不安に感じることもあると思います。

そんな時に、誰かと話し合いながら、正解がなくても大丈夫だということを感じたり、理解できるようになったり、自分なりの答えを導けるようになる。誰かにその状態にたどり着くプロセスに寄り添ってもらうと、勇気が出そうな気がしませんか?

イメージの世界は自由自在で、とてもパワフル

未来への勇気が出るプロセスの一つに、自分の理想の未来をイメージするという方法があります。

潜在意識には時間の概念がないそうで、過去に起こったことを「今」だと勘違いして、その時の感情になったりします。

未来も同じで、未来のイメージの解像度が高ければ高いほど、潜在意識はそれがあたかも「今」起こっているかのように錯覚します。そして、それに必要なものが知らず知らずに集まってくるようになるのです。

正解がないんだったら、自分がワクワクする好きな世界を描きたいですよね。

一昨日のnoteは、正解のない未来だけど、自分の理想とする世界を活き活きとイメージしながら、未来を一歩一歩進んで行けたら楽しいだろうなーと思って書きました。

私は、人の未来の妄想を聴く時間がとっても好きです。
そろそろ誰かの妄想を聴きたい・・。

<Photo by Johannes Plenio on Unsplash>

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