「保健師面談って何だろう?」ー健診事後面談を中心に考えてみたー
こんにちは!産業保健師の🦒きりん🦒です!
今日は、某Xでの某連続ポストを見て、自分自身の健診事後措置保健師面談について振り返り&これから身に付けたい技術を考えてみたいなーと思い、noteを作成しました!
「保健指導」「全員面談」「健康相談」「過重労働面談」など、産業保健職が扱う面談には所属企業や事業場ごとに様々な種類があり、それぞれに目的があると思います。
忙しい日々の活動の中で、ふと立ち止まった時、
”目的”を考えながらそこに向かって面談が出来ているかしら?
いや、その前にそもそも”面談”ってどんな風にやるの?
習った事、学んだこと何てなかったわ!
という方も意外に少なくないのではないでしょうか?
所属組織によって、目的や捉え方は異なるかもしれませんが、”産業保健職(看護職)の実施する面談”を実際どのように捉えて実施しているのか…
参考になりますと幸いです。
さて、今日も参りましょう🦒…。
面談前に…保健指導をするスタッフに求められるモノ考えてみた。
健康診断が終わって結果が来たぞ!さあ!保健師面談だ!
で?企業での保健師面談って?
ただ所見のある人に病院に行くように話をすればいいんでしょ?
うーーんでも、特定保健指導では、食事や運動の話をしていたし…。
(🦒は過去に健診機関で特定保健指導を行っていたのです)
所見のある項目の説明をすればいいのかな?
いやいや説明してその後、どうするんだ?
全員病院行きにするんだっけ?
とお困りのソコのあなた!過去の私!
(🦒が実施している”保健指導”は、あえて保健指導という言葉で表現せず、”保健師面談”という言葉を使います。なぜかは、読み終わった後に分かるカモ?)
とりあえず、健康診断の保健指導とは何ぞやを調べてみると👇👇👇
ふむふむ…。目的はここね!
「でも…。うーーん。どっから手を付けたら良いのかな…。」
というのが、🦒が最初に迷子になった時に感じた所です。
そこから、紆余曲折…。
何となく形が出来てきた🦒が今思うあの時の自分へのヒント!👇
まずは、”保健師面談をする私”に求められる事を知ることで、自分が何をしなくちゃいけないのかが分かってくるかも。
自分の立ち位置や求められる技術や知識、スタンス、そして企業からのオーダー(一緒に考える場合も有ると思います!主に目的にあたる部分)
自分自身がプロとして面談をする際のスタンスが確立されてくると、言葉の使い方や選び方、知識の引き出しの開け方、対応も大きく変わると思います。
これは、事後面談に限ったことではなく、全ての保健師活動の要になるように🦒は感じています。
いくつか受けた研修や勉強会の中で🦒がグッと来たものを軸に今日はご紹介
軸になるスライドはコチラ👇(この資料はネット上で無料公開されています)
『保健指導者に必要な資質』プロフェッショナルとは?
「人間や社会に対する関心、広い世界の人々とのコミュニケーション」
人や組織に関心を持ち、社会情勢や広い世界を知る!!
面談対象者の従業員さんがどんな仕事をしているのか、日常生活を送っているのかに関心を持つのは勿論、組織上の特性を知ることで、個人では解決出来ない問題が眠っているカモ?
社会情勢を知っていると、企業の経営の風向きと目の前の対象者さんや組織の持つ課題も見えてくることがあるカモ?
そして、「井の中の蛙大海を知らず」なぁんて言葉もあるように、医療者は医療者同士(そして、企業内のみ)でのコミュニケーションが多い場合も有るかと思いますが、
積極的に自分の知らない世界を知りに行く事で、視界が広がり、プロとして遠くを見渡した対応が出来るヒントが見えてくるカモ?
まずは、この中で、何が出来そうですか?
それを考えるだけでも、ワクワクしますね!
①医学的知識・運動/栄養等の知識について考える
🦒⇒健診結果を読み取る為には、やはり必須!医学の基本的な知識!
勿論知識も大切ですが、、、、
主に健診項目の数値から予測される疾患などを一般向けに説明できる力(解剖生理学も踏まえ)も含まれるのかな…と個人的には思っています。
★ちょっと余談?最近🦒自身の気持ちが引き締まった資料★
「地方公務員-安全と健康フォーラム_125号_10-15提言」にも記載がありますが、私たちが医療のプロとして企業で面談をする際には、医学的知識と安全配慮義務を常に念頭に置いて面談をすることが求められます。
既往歴や現病歴と健診結果の数値、働き方や個人の持つ背景をアセスメントした上で面談を進行しないと、保健指導が対象者にとってマイナスになる事もあるというのは、染みました。
そのくらい、責任のあることなんだというプロとしての意識も引き締まる資料ですね。
私たちが何故、医療のプロとして面談をしているのか?ここにも1つ理由が見えて来たかと思います。
津下一代先生の資料にも同じようなことが書かれていますね。
(国立保健医療科学院 平成30年度 生活習慣病対策健診・保健指導の企画・運営・評価に関する研修 効果的な保健指導のポイント より引用)
👆この資料もネット上で無料で閲覧することが出来ます。
不十分な説明や偏った健康情報/誤った知識の提供は不適切な行動に繋がる可能性がある。
その他にも、立てた目標が続かないことや挫折から不安を持ってしまうというリスクもあることを知った上で情報提供が必要になるという事も、常に念頭において保健師面談は行わなければならないなと、個人的には心が引き締まりました。
いつもどんな時も”自分の行う行動は本当に今この瞬間対象者に対して、不利益をもたらすことはないか?あったとしたら、それを最小限にするために何ができるか?ベネフィットの陰には常にリスクあり!”の心は保健師として、1人の人として心に留めておきたいなと思う🦒です。
さて、運動や栄養も事後面談では重要なポイントになってきますね!
数字上は今スグに病院!ではないけれど、数年続けば、疾患に繋がる可能性が予見されるモノ…(特に看護職はココの部分を担当することが多いのかなと思います)
これについては、運動習慣の話や栄養の話の引き出しがあることが求められるのではないでしょうか?
そして、運動/栄養の話はちょっと苦手だった🦒ですが、最低限の知識を持つためにやってみたことは本を読み漁る事🦒…。
読んだ本は後述している【🦒の図書館】にて。(目次で飛んでみてください)
また、日本家族計画協会等の様々な団体が保健指導用の教材を作っているので、教材に触れてみつつ、
*媒体を用いて説明の練習を繰り返してみる事
*自分が従業員だったら、何が気になるかを考えて想定質問とその回答を作って見る事
も準備の際には大切になってくるのではないかと思います!
(食事や運動のパンフレットも視覚的に入ってくるようにプロが作っているので、自分で媒体を作る時や講話をする時の参考にもなり、様々活用出来るかと思います👍️)
医学的知識・運動/栄養等の知識について考える まとめと振り返り
そして、私が過去の経験でとても良かったな…と思っているのは
”特定保健指導”の経験かと思います。
※上記には記載がありませんが、”睡眠” ”禁煙” ”飲酒” ”口腔保健”なども!
解剖生理学を頭にいれつつ、各器官がどのように繋がりあって身体の健康を維持しているのかを理解しながら、対象者の状況(行動変容に対する意識や置かれている環境等様々な背景)を会話の中で情報を得て、目標を立てながら定期的に面談を行っていくという技術の土台はそこで掴んだ気がします。
面談初心者の時に出会った”特定保健指導”。
企業の面談と個人的に異なると思うのが、ある程度型がしっかりと組まれて、ルールの中で運用されているということのように感じています。
(👆以外にも勿論、根拠法令等、様々な違いがありますが…)
各々の企業毎に設定されている産業保健職の面談は、背景や目的の理解、実施した後の適切な評価のや今後の継続について、細かく決めて進めることが難しいなぁと感じる今日この頃。
国が出したガイドラインとかもないので、なんとなく、曖昧な感じで進めてしまうことも、自分自身あったような気がします。
その辺、もっと自分なりにも解像度を上げて、どの辺りが曖昧さを作っていて、それをより鮮明にするためには何が必要かを言語化出来ると良いなぁ.…
さ、話を戻して、トクホヲ学んだ時を少し振り返りました👇️
「標準的な健診・保健指導プログラム」(厚生労働省)を読み込み、仕組みの理解やスタンスの理解を深めると共に、現場でのOJT+研修参加と実践(とにかく、面談の回数が多かった!)で身体に型を染み込ませていました。
※上記に紹介させて頂いた、プログラムのボリューム!これ、無料なんですYO!全部舐めまわすように読むだけでもとっても力になります!
また、健診機関で特保をしていた時に勧められて取得した「人間ドック健診情報管理指導士」の研修とフォローアップ研修はとても良かったです!(当時はロープレもありました)
医学の知識はどんどんアップデートされているので、各種学会や新しい本、改訂ガイドラインを常に追い続けるのが大切だと思います。
ただ、日々の業務の中で常にそれを行う事は難しいと思うので、🦒は
『保健指導リソースガイド』で情報を得たり、様々な企業が配信しているメルマガに登録して情報を得るようにしています。
(あまりにも多いので、気になる事項があれば、読む程度ですが…)
特保の経験を要さない職場や特保を業務で取り扱わない職場でも、企業で実践をしていくにあたり、上記内容を学んでおくと土台作りの手助けになるかもしれません。
(後程、特保と企業の面談の違いには簡単に触れようと思います)
➁面接技法について考える
これも、正直奥が深すぎて簡単には語れませんが、ある程度の標準の型は作っておくと良いかと思います。
津下一代先生の講義でも、面談のヒントが記載されていました。
(下記の資料もネットで誰でもダウンロードできますYO🦒)
ここを押さえておくと、面談の軸が出来る気がしますね。
面談技法や展開の方法、それに応じて求められるスキルや知識には特性があると思うので、何か1つでも、ご自身の軸を作るとそこからどんどん広がって行くと思うので、自分にあった軸を探してみてはいかがでしょう?
(恐らく、行きつくゴールってそんなに変わらないのかなとは思うのです。同じ山を目指して別の道を歩むイメージですかね🤔)
その他、この資料はネット上でダウンロードできるのですが、めちゃめちゃ勉強になるなと改めて思いました。(最近久々に読み返してまた違った味わいが…♪)
🦒が面談をより深めるために読んだ本は別途【🦒の図書館➁面接法編】に張り付けてあるので、良かったら目次から飛んでみて下さい。
さて、でも資料や本だけでは…と思う方もいらっしゃいますよね。
(私も、知識は実践の中で実ってくることを痛いほど経験してきました。主に”思っていたように全然ならないじゃん!”って所;苦笑)
そこで、経験としてとても良かったなと思ったのが、賛否両論?「産業カウンセラー講座」でした。
「産業カウンセラー」では文字の通り、”カウンセラー”の資格なのでカウンセリング技法なのですが、
*面談を実施する側のスタンスや心得
*事前の準備、面談の進行(展開)、クロージング等の流れ
*言葉の使い方や沈黙の持つ意味
*面談対象者に関心を寄せる事
*面談における注意点など
多くの事が、産業保健のどんな面談でも活きるなと思いました。
🦒の面談は、ここに、面談目的や医学的な側面を肉付けして、目的に応じた展開をしている感じなのだと思います。
(多分…あと特保の型とちょっとミックスしています)
限られた時間なので、準備をしっかり行いつつ、自分が話すぎないよう気を付け、伝えたいメッセージのみ端的に入れ込んで行く…
言うのは簡単ですが、まぁ実践は難しい…。
課題は沢山あるので、まだまだ面談は奥が深いなーと毎日面談をしていて思う🦒なのでした…
また、「動機付け面接」「コーチング」等も各々奥深く、技法を身に付けその技術を維持向上し続けるのはとても大変だと思います。
面談技法まとめと振り返り
面接技法を学ぶのに一番良いのは、とにかく”やってみること”だと個人的には思います。
自分なりの軸を持って、ひたすらやってみる。
そして、フィードバックを貰う&自分でも振り返ってみる!
仲間内でのロールプレイやロールプレイの多い研修で、学んだ技法をやってみるのも良いかもしれませんね!
「日本動機づけ面接協会」というのもあるようです…。
産業保健界隈の学会でも研修があるので、気になる方は調べてみられてはいかがでしょう?
🦒も自分の中でチャレンジしてみたい面談技法はあるので、どこかでじっくり学んでみたいな…と思います。
また、産業看護職として流れだけ何だかどこかに載ってないかしら?
というソコのアナタ!
最近読んだ下記書籍👇👇が個人的にとても気に入ったのでご紹介!
必携 産業保健看護学 - 基礎から応用・実践まで -
この本には、健診事後含め保健指導/健康相談について書かれているのは、ほんの数ページなんですが、濃い!
サラッと面談のポイントがまとまって記載されており、感激した🦒でした。
主に大切だなと思った所を下記に書き出してみました。
内容が気になる方は是非、読まれてみてはいかがでしょうか?
ここでは、”産業保健”という視点がしっかりと入っているので、特保と企業での面談の違いを心に刻むヒントがザクザク盛り込まれているように感じます。
”産業保健看護職”としての実践のヒントがここまでクリアに書かれている物はあまり見かけない(🦒調べ)ので、貴重な1冊な気がします。
*面談のロープレ動画も付録でついてますー!*
(利益相反はございません🦒)
③マネジメント能力 評価と改善
もはや、これはPDCAを回していく力!そのものではないかと個人的には考えています。
”ニーズの調査”⇒”アセスメント”からの
⇒『Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)』
私達、産業保健職は、企業の求める「ヘルスニーズ」を元に(某キングのニガ表もそうですね)会社側と対話を重ねながら、産業保健計画を立てていくことと思います。
そのニーズの把握を、日頃の面談結果や健診分析結果から知り得て行くことも沢山あると思います。
個々の面談が組織の課題として繋がっていくところも含め、最初の土台にあった広く深く組織の”過去、現在””未来”を知っておく(想像/見立て)ことがここでも発揮されるのではないかなと思います🦒
(何でも組織について興味を持って知ろうとする姿勢と、経営状況含め良い事あんまり良くない事の今後をイメージ出来ていると、様々な課題が見えて来るかも?課題が見えてきて、今が見えると”今”何が出来るかも考えやすくなるカモ?)
組織戦略を立てたり、プリシード・プロシードモデルを用いて、産業保健活動をアセスメント⇒実施⇒評価していく手段などは本当に奥深く、🦒も見様見真似でそれっぽい事にTRYしているだけなので、全然ちゃんとしたコメントはかけないのですが.…
まだまだこれから学ぶことは沢山あるな.…と目の前にそびえ立つ山の偉大さと高さに圧倒される日々ですが、”今ある装備とチームと体力(お金もね)で歩みを止めなず進み続ける事”が大切と思って…
「千里の行も足下に始まる」を座右の銘にしながら歩み続けている途中です。
学びも歩みも失敗も…一緒に細く長く続けて行きたいですね。
(恐らく。一生歩みを続けるのでしょう!)
さて、最初のピラミッドの一番上の「制度についての理解と活用/応用ノウハウ」も割とここに近いのかなと思います。
恐らく、この資料自体が”特定保健指導”について書かれているので、なぜ”特保という制度があるのか?やった結果どんなことが待っているのか?”を理解し、面談時や計画立案/実施/評価でも活用できるスキルを持つという事という感じ。
(違ったらすみません…このnoteは🦒の視点で書いてます…ご助言がございましたら、コメント欄で!とても嬉しいです!)
産業保健に置き換えて行くと、それぞれ立てた戦略や産業保健活動(自分たちのミッション)の目的を正しく理解し、(会社にも理解を得て)進めて行く。
そして、その計画や戦略の先の未来を都度新しい知識や様々な視点を持ち創造(想像も!)し続ける力なのかもしれないな…と。
なので、何年経っても学びを続け、振り返りをして、ニーズや未来を見据えて突き進んで行く事と🦒は解釈しております。
なんとも、壮大でワクワクしちゃいますね!
ま、実際壁にぶつかると、めちゃめちゃ落ち込みますし、失敗するとメソメソすることも…そして…失敗の方が多いです。
失敗をいかにバネに出来るか…
「組織は組織の物である事、今は求めていないかもしれない事、準備が出来ていないかもしれない事、自分の説明力が不足しているかもしれない事、期が熟していないかもしれない事」等色々考えることが増え、あんまりめげずぎない力も養われてきた今日この頃です🦒
その他の資料から、求められる能力もチラ見してみた。
今回は、最初に記載したピラミッドで考察していく形を取りましたが、様々求められる資質や能力は発信されていますよね。
これ以上は長くなってしまうので、考察は加えませんが、🦒の調べた範囲でちょっとだけご紹介していきます。
もし、ご自身にしっくりくるな!と思うものがあれば、是非1つ1つを自分に照らし合わせて、今何が出来るかを考えるヒントにしてみたら、楽しいカモ?しれません🦒
勿論、ご紹介した以外の物を探してみるのもきっと楽しいですよ!
産業保健看護職のための 新任期スキルチェックリスト活用の手引きより
前回のノートでもご紹介しました、チェックリスト!
ここに、保健指導の項目があります!
標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会
『標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)』
”健診事後措置”での保健指導に求められる技術について厚生労働省さんが開催している「第4回 第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会」にて公表されたガイドラインがあるらしいので見てみましょう!🦒…。
(ガイドラインは”特定保健指導向け”のもののようですが、事後措置における面談技術としては、産業保健の面談でも使える物が沢山あると思いますYO!
)
因みに、今回のnote私が軸にしていた津下先生の資料もこのガイドラインに載っていました!(書いている途中で調べてたら気が付きました!)
せっかくなので、貼ってみましたー。
土台の部分の表現が若干異なりますが、社会人として必要とされる姿勢という点では一緒なのかな…。と思います。
(この詳細な内容は、ご自身でアレンジしてみるのもまたヨシッ)
まとめ
毎日ドキドキしながら読んでいる某Xの連続ポスト🐯(ズッコケ保健指導)
私も自分で、ズッコケてないかな?と振り返りつつ、
そもそも保健師面談って何するのか?
そして、どんな知識や技術が求められるのか?
振り返り、真剣に考えてみるきかっかけになりました。
このnoteで、日々の自分の業務をまた言語化することが出来たことにも感謝ですし、私のように保健師面談迷子になった方のお役に立ててれば、ヨシッ(幸)🦒…♪
最近”恥ずかしい”という気持ちがなくなったのも、ココを意識して…。
プロとして誠心誠意のある対応とは何か?を考えた時、
常に学びは深め続けるけど、出来ない事を出来ないと適切に表現し、
その代わり自分が何が出来るのか?
誰ならば出来るのか?
どこなら出来るのか?
を説明するのが誠意のある対応だな…と思うのです。
(勿論提案の仕方や言葉の使い方、態度も大切だと思います🦒!)
従業員さんにも、きっと誠意は伝わるので、そういったコミュニケーションや信頼関係の構築の場にも面談がなれば良いかと思います!
さて、今日も謎のボリュームのnoteを最後までお読み頂きまして、ありがとうございました🙌
今回は、フワリと”健診事後措置面談”で実施する保健師面談について書きましたが、事後面談以外にも、健康相談や長時間労働者との面談、メンタルヘルス関係を目的とした面談など様々な面談があると思います。
それぞれのポイントを押さえつつ、基本となるスタンスや型と持っておくと何となくやっている面談が何となくでなくなる日がくるかもしれません。
奥深し面談…悩んで学んで楽しんで失敗してまた学んでヨシッ!
このnote‘‘が、面談で悩むどこかの誰かのお役に立ちますと幸いです。
(ならなかったら、自分の頭の中を言語化出来ているのでとりあえず、ヨシッ!🦒)
もし、良かったら、🦒の図書館もご参考までに🦒…
では、またー!
【🦒の図書館①保健指導知識編】
[運動編]
①産業保健スタッフ必携 職場における身体活動・運動指導の進め方 単行本 – 江口泰正 (著, 編集), 中田由夫 (著, 編集)
➁職場の健康づくりを支援する 働く人の心とからだの健康づくりテキスト
中央労働災害防止協会編
③「健康づくりのための身体活動基準2013」及び「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」
[栄養編]
①佐々木敏の栄養データはこう読む! 第2版 佐々木 敏 (著)
➁プラスαの服薬指導に活かす!食事と栄養〜疾患別132の疑問に答えます
日本調剤株式会社 (編集)
③一生役立つ きちんとわかる栄養学 飯田 薫子 寺本 あい (監修)
④ニュートリションケア 2023年6月号 <特集>コンビニ食を上手に用いた栄養指導2023(第16巻6号)
⑤臨床栄養 ガイドライン2022を踏まえた 動脈硬化性疾患予防のための食事療法 2022年11月号 141巻6号[雑誌]
※個人的に、👆この臨床栄養!各論もあり、脂質異常症や高尿酸血症についての理解を深めることにも繋がって、好きなシリーズです!
[その他]
①第三期 特定健診・特定保健指導ガイド 門脇 孝 (編集), 津下 一代 (編集)
➁説明力で差がつく保健指導 坂根 直樹 (著), 佐野 喜子 (著)
③質問力でみがく保健指導―特定健診・特定保健指導従事者必携
坂根 直樹 (著), 佐野 喜子 (著)
④イラストでまるわかり!健康診断・保健指導パーフェクトBOOK: 検査所見一覧&そのまま使える面談用シートつき (産業保健と看護2019年春季増刊)
⑤ミレイ先生のアドラー流“勇気づけ"保健指導: アドラー心理学で面談技法のスキルが身につく! 上谷 実礼 (著)
⑥実践 行動変容のためのヘルスコミュニケーションー人を動かす10原則
奥原剛 (著)
⑦まるごとわかる! 生活習慣病 坂根 直樹 (著)
👆まるごとわかる!生活習慣病は、従業員さんと一緒にイラストを見ながら読めるので、媒体代わりに使う事もあります!
どこかのページに🦒さんのイラストが描かれているので、気になる方は是非探してみて下さい!
【🦒の図書館➁面接法編】
①医療スタッフのための 動機づけ面接法 逆引きMI学習帳
北田 雅子 (著), 磯村 毅 (著)
➁医療スタッフのための 動機づけ面接2 糖尿病などの生活習慣病におけるMI実践 北田 雅子 (著), 村田 千里 (著)
③外来で診る“わかっちゃいるけどやめられない"への介入技法-動機づけ面接入門編 清水隆裕 (著)
④失敗しない!動機づけ面接: 明日からの産業保健指導が楽しくなる
磯村 毅 (著)
王道of王道ですね🦒!
書籍で学ぶとすると、動機付け面接がやはり多いように感じます。
⑤医療・保健スタッフのための健康行動理論の基礎生活習慣病を中心に
松本 千明 (著)
松本先生の本のシリーズも沢山あるので、是非調べてみて下さい!
本の感想やお勧めポイントを書きまくりたいのですが、長くなるのでまたいつの日か🦒…すでに長い…。
(本棚をチラ見して目に入った本なので、また気が付いたら何冊か追加しようかと思います!)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?