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思考整理/小目標を掘り下げる(中編)


↓前回の記事



③予算に合わない。

これは、実は細分化すると2パターンあります。

顧客側の予算が安い
ってパターンと、
出品側の料金設定が高い(クオリティに見合ってない)
ってパターン。

予算が安いにもおそらく2種類あって、
・そもそも出せるお金に限りがある場合
・安値で買い叩こうとしている場合

どちらにせよ予算が合わないという理由になると思うんですが、前者ならなるべく力になってあげたい気持ちもある。

ただ、顧客側の予算はどうしようもないしわざわざ安い報酬に妥協して引き受ける必要もないので、現状は諦めるのがいいと思います。変なのに引っかからないためにも、自分を安売りするのはやめるべきで。自分の心身や価値は、自分が1番大事にしてあげましょう。(よっぽどやりたい仕事内容だとか宣伝になるだとか理由があるなら別。)

お金でもっとも重要な問題は、こちらが料金設定をミスっていることです。
料金の決め方ってかなり難しいけど、客観的に自分の絵を見つめることが必要だと思います。

まず考えるのが、実働時間で時給に換算する方法。

絵が完成するまでの時間、メッセージのやり取りにかかる時間・手間などを考慮して、赤字にならないようにとか、平均時給を目安にとか考えるのが多いと思います。私も考えました。
けど、それは実は落とし穴だったりする。
自分にとっては何時間もかけて描いた力作でも、他人からそう見えているとは限らない。
特に、絵を描かない人にしてみたら、こんなのささっと描けるでしょ、なんて思う人もいるようです。

それから忘れられがちなのが、現在の画力に至るまでの努力や経験など。

・超うまい綺麗な絵、ささっと1時間で描きました。1万円です。(美術系の学校で学んだ人)
・デッサン狂ってるけど10時間かけて描いた渾身の力作です!1万円です!(完全独学初心者)

前者は経験値を金額に反映し、後者は作業時間を金額に反映しています。
でも、描くのにかかった時間や経験値は、正直ほとんどの顧客が気にしていない。完成クオリティだけが基準です。
そのイラスト自体に1万円の価値があるかを見ています。

なので私の場合、時給換算や経験値は一旦考えない方がいいと思いました。独学初心者勉強不足なので。
ただ、商品の価格相場はちゃんとチェックしたほうがいいと思います。
高いクオリティを安く販売しすぎると、市場が崩壊して他の絵描きの迷惑になる可能性があるので気をつけてください。

自分と同程度、同ジャンルのイラストを描いている人の金額設定を参考にしましょう。
特に、継続して売れている人。
その人より数千円程度安くするのが良い気がします。この金額の差は、販売経験の差です。
慣れてきたり売れすぎて捌けないようだったら価格調整してもいいかもしれないです。
大赤字になった時も同様。
絵を売るために身を削るのはある程度最初の期間だけにとどめるべきです。

それから、基本料金〜オプション料金〜なんていろいろ出してる人がいっぱいいるので最初は私も真似してみたのですが、全然向いてませんでした!!!!!
項目を考えるのもそうだし、料金をひとつひとつにつけていくのもそうだし、すごく大変!!
私はサービス精神旺盛なので、項目を増やしすぎてしまう。細分化しすぎる。
経験が浅いので、どのくらいの値付けが妥当かがわからない。
本当に疲れました。読む側も余計わかりにくいと感じましたし。

なので、決めるのは基本料金のみ、あとはこんなオプションができるよ〜の案をいくつか提示しておくだけにして、依頼の詳細を確認してから金額を決めたり、ここからここは有料でこの程度なら無料で〜とやるほうがいいと感じました。
いちいち見積もりするのは大変そうですが、受注件数が少ないうちは時間もあるので見積もりにかける時間も多く取れると思います。
件数が多くなって見積もりに追われるようになったなら、ある程度サービスを限定して金額を決めてもいいと思います。

ということでここまでぐだぐだ書いてきましたが、まとめると、

・自分の絵を客観視し、似たクオリティのイラストを販売している人の金額設定を参考にする
・決めるのは基本料金のみで、受注が少ないうちはオプションの内容や料金などは都度決定する

ということになると思います。

ただし、金額設定に一貫性がないと信用ならないので、異常な値付けにならないよう毎度気をつけることは必要だと思います。


では、最後の理由(商品説明)に行きたいと思いますが、また長くなったので次の記事で!!
くどい文章でごめんなさ〜い!

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