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【暮らし】マレーシアで飲料水の調達方法を比較検討します

マレーシアでは、日本と違って水道水をそのまま飲むことは推奨されません。

そのため飲料水を継続的に調達する必要があるのですが、マレーシアでは3つの方法が考えられます。

それぞれの方法毎にメリット/デメリットを比較検討してみましょう。


マレーシアで飲料水を調達する方法


マレーシア国内で飲料水を調達する方法は、次の3つに大別されます。

  1. ペットボトルを購入

  2. ウォーターサーバーの設置

  3. 浄水器の取り付け

1.ペットボトル購入


一番シンプルなのが、スーパーなどでペットボトルの飲料水を購入する方法。

価格の目安として、1.5L はRM1.5(約45円)、9.5Lだと10.9RM(約320円)です(2022年7月eaon2go調べ)

ペットボトル購入のメリット/デメリット


メリットは、必要な分を必要なだけ購入することができる事。
値段も安価ですし、保管場所のスペースもそれほど要らないですよね。
ネットスーパーなどのデリバリーを使えば自宅まで運んでもらうことも可能。

デメリットは、自宅までの搬入に労力が必要なことと、排出する家庭ゴミの量が増えることでしょう。
頻繁に購入するのが面倒に感じるかもしれません。

2.ウォーターサーバー設置


続いては、ウォーターサーバーを自宅に設置する方法です。

サーバーは大別して、

1. ボトル設置方式:ウォータータンクを設置
2. 水道直結方式:既存の水道と連結

の2つに分けられます。

どちらも、ウォーターサーバー本体は、レンタルか買い取りを選べます。

ボトル設置方式は、ウォーターボトルをサーバー本体に設置します。
サーバーの仕様によって、ボトルの置き場所は天板か床に分かれます。
ウォーターボトルはウォーターサーバーの会社から配達されます。

金額の目安は、11Lのボトル15個でRM549。
KL近郊はボトル送料無料です。(参照元Spectrum Clear)

蛇口直結方式は、水道の蛇口からサーバーへ直接給水しサーバー内部の浄水フィルターによって水を濾過します。
したがって、ウォーターボトルの設置は必要ありません。

金額の目安は、レンタルプランでRM80/月程度からのようです。


ウォーターサーバー設置のメリット/デメリット


メリットは、冷水・熱湯をすぐ使うことができる点。お茶やコーヒーを淹れるのに便利ですよね。

また、ボトルは定期的に配達してもらえるので管理が楽です。

水道直結のフィルター方式にすると、その手間もかかりません。

デメリットは、通電しているので電気代が24時間必要なこと。

サーバー自体の大きさがあるので、置き場所の確保とメンテナンスが必要。

また、ボトル設置方式の場合、しばらく使わないとサーバー内の衛生状態や水の品質が懸念されます。
サーバー天板に載せるタイプは、女性だと大変かも。

蛇口直結方式の場合、サーバー設置場所が水道蛇口の近く限定されるので、場所の検討と確保が必要です。
また定期的なフィルター等の交換が必要なので、追加コストが必要です。

3.浄水器取り付け


現在使用している水道の蛇口に、浄水器を取り付ける方法です。

設置方法は、

1.蛇口に直接取り付ける蛇口一体型
2.据置型

の2種類があります。

浄水器取り付けのメリット/デメリット

メリットは、場所要らずでランニングコストはフィルター交換のみで経済的なこと。

デメリットは、蛇口のタイプによっては浄水器のタイプが限定される場合があることです。

さいごに


以上、3種類の飲料水の調達方法です。

家族の数やライフスタイルによって、最適な飲料水の調達方法は違ってきますよね。

ちなみに我が家の場合は、蛇口直結型にブリタ浄水器の合わせ使いです。

どちらも日本のアマゾンで買ってマレーシアへ持ってきました。

浄水器はパナソニックで、このお水は野菜や食器洗いに使っています。

そのパナソニック浄水器の水を、さらにブリタのポット型浄水器を通して飲み水にしています。

ブリタは、短時間で必要な時に必要な分だけ浄水できるので気に入ってます。
カートリッジも軽くて小さいので、日本から持ってくる時に嵩張らないのもポイント。

味については不満もなく今のところ、この2つの組み合わせは我が家にはベストだと思っています。

日本と水事情は大きく異なるので慣れない内は大変ですが、自分や家族構成にあった方法がうまく見つかるといいですね。

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