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ほぼマレーシアにまつわるショートエッセイ

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ちょっとした時間にサクッと読める、マレーシア生活などにまつわるエッセイ集です。
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#マレーシア母子留学

ソウルの旅が全然楽しくなかった

2023年8月にソウルへ行った。 旅行というより乗り継ぎを利用したトランジットステイだ。 筆者は映画ファンの端くれとして、韓国映画のみならず韓国ドラマにも随分楽しませてもらっている。 むしろ良すぎて、我が国のエンターテイメントの将来を憂うほどだ。 それら映像作品の中でソウルの風景や地名は溢れているし、マレーシア国内でも韓国料理は人気なので、いつしかソウルは親しみやすく好感度の高い同級生的存在になっていた。 また筆者の周りの韓国フリークから、異口同音に賛辞を聞いていたのもあ

金曜の雨の夜とグラブドライバー

待ち合わせの時間まであと5分。 しかし車は渋滞で全く動かない。 友人にGrabの到着予定時刻をWhatappでシェアしてテキストを送信。 「あと15分くらいかかりそう🙇‍♂️」 バイクが車の脇をすり抜ける。 左の車が幅寄せする。 KLのいつものトラフィックジャムがそこここにあった。 少し雨が降り出した。 「時間は大丈夫だけど、設定してる場所間違えてるよ!」 今夜食事する場所はチェーン展開している飲食店で、私は間違えて自宅から近い方の店舗を設定していたようだ。 本来の店との

いろいろ聞くけど、結局AレベルとIBってどっちがいいの?

大相撲で言うなら東西横綱。 それがプレユニバーシティにおける、AレベルとIBDPの立ち位置だ。 角界であれば、優勝回数などで横綱同士であってもある程度優劣が分かるが、この2つにその指標はない。 よって分かりにくい。 ねえ、結局どっちがいいの? この問いに関して、筆者の答えは明確だ。 それは、子供のタイプに依る。 陰陽、月と太陽、AレベルとIBDP。 相反する2つのタイプがあるが、そこに優劣はない。 乱暴に言ってしまうと、Aレベルは専門家、IBはジェネラリストを養成する。