【LAD】推しの若手を見つけよう 〜ドジャース20歳以下プロスペクトランキング〜
どうも、こんにちは。雨宿りです。
今回はドジャースのプロスペクト(若手の有望株選手)を紹介する記事です。メジャーリーグの楽しみ方は多岐にわたりますが、たくさんある楽しみ方の中でも私がおすすめしたい楽しみ方のひとつがプロスペクトウォッチ。
プロスペクトウォッチは簡単に言えば、若手有望株選手の追っかけです。一般的には自分が応援しているチームのメジャーデビュー前の若手選手に目をつけて、その選手のマイナーでの試合成績やその他の情報(試合映像&トレーニング映像や投球・打撃データ)を日々チェックし、その選手がプロモート(最終的にはメジャーデビュー)されるのを楽しみにすることを指します。
自分の好きなチームの傘下にいる若手選手の成長を追跡すること自体が楽しいのはもちろんのこと、もしかしたらその選手が将来的にMVPやサイ・ヤング賞、オールスターに選出されるくらいの選手になるかもしれませんし、そうなったときの喜びようは相当なものです。
そして何より大谷翔平選手がドジャースと10年契約したことで、ここから先10年間ドジャースを応援しようと思っている人たちも増えたことかと思いますので、今回はそんな方たちが自分の”推しプロスペクト”を見つける手掛かりになるような記事を書ければ幸いです。
そして今回はより長期スパンでプロスペクトを追いかけられるようにあえて20歳以下の選手に絞って30人紹介しようと思います。30人の選出の仕方は各媒体を参考にはしているものの主観的なものなので、そこはご了承ください。では早速、ドジャースの20歳以下プロスペクトランキングを紹介していきましょう。
1. Josue De Paula (OF)
栄えある一人目は、Josue De Paula。De Paulaは弱冠18歳にして既にシングルAレベルで打撃センスを光らせている超有望株。バットスピードの速さと選球眼の良さが高く評価されており、ここからさらにフィジカルを強化できればアストロズのスラッガーYordan Alvarezになれるとも言われる逸材。このオフにJuan Sotoらと合同トレーニングをしていたことも注目されていた。一方で打撃ではゴロの多さが課題に挙げられており、打球の角度を上げられるかどうかが今後の成功を左右しそう。現在は外野を主戦場としているが、足の遅さや外野守備でのルート取りが心配されており、1Bへの転向も考えられる。
追記:先日行われたスプリング・トレーニングの試合にて、インコースのボール球を詰まりながらもレフトスタンドに運ぶ変態ホームランも打っていた。
2. Thayron Liranzo (C)
Thayron Liranzoはスイッチヒッターでキャッチャーの20歳。ドジャースにはすでにRushingとCartayaという二人の有望株捕手がいるため、その陰に隠れている印象を持つが、彼のことを前述の二人よりも高く評価するスカウトも存在する。フィジカルが強く、20歳ながら平均を大きく上回るパワーを有しており、将来的にはメジャーで30本打てるとも。三振も多くアベレージを残すタイプではないが、選球眼がよく高出塁率を期待できることに加え、キャッチングやブロッキング、肩の強さなど守備面での評価も決して悪くないため、一発のある長距離砲捕手としての活躍が期待される。
3. Joendry Vargas (SS)
Joendy Vargasは昨年の国際FAにてトップクラスでドジャースと契約した18歳の遊撃手。かつてはスイッチヒッターだったが、よりパワーを発揮できる右打者に専念したことで、同世代の中でもトップクラスの攻撃力を持つショートへと進化。入団当初はスイングの粗さも目立ったが、徐々にコンパクトで鋭いスイングへと変わってきており、アベレージと長打を両立できるタイプへと着実に成長している。身長が193センチであることや、今後の体重増加も踏まえると、三塁手へ転向する可能性も十分にあるが、個人的には俊敏性をキープしつつショートにとどまってほしいところ。
4. Jackson Ferris (LHP)
今オフにトレードでカブスから移籍してきたJackson Ferrisは、長身から放たれるノビのある速球とハイスピンで落差のあるカーブが武器のレフトハンド。球速は93〜95マイル程度(最速は97マイル)であるものの、スピンが効いていてノビのあるストレートはゾーン内でも空振りを量産できる。またカーブ以外にもスライダーとチェンジアップを投げ、いずれもプラスピッチとして評価は高い。投球フォームが乱れることも多く制球力に課題を抱えているが、投げるボールの質はどれも一級品であり、再現性を高めることでフロントライン・スターターへの成長が期待される。
5. Eduardo Quintero (OF)
Eduardo Quinteroはもともと捕手であったが、スピードのある選手であったためドジャースへ加入後は完全に外野手へとコンバート。プロ1年目の昨シーズンは打撃面で期待以上の活躍を見せ、一気にトッププロスペクトへと成り上がった。オーバーストライドのスイングやタイミングの取り方など多少問題視されている点はあるが、広角にバレルの打球を飛ばすことのできるヒッティングツールに加え、身体能力を武器とした守備力や走力の高さからも5ツールプレイヤーになる素質を持っており、オールスター級に化ける可能性も大きいと言われている。個人的イチオシ選手。
6. Payton Martin (RHP)
Payton Martinは身体能力抜群の19歳右腕。高校時代はショートを守っていたが、ドジャースが彼の投手としての能力に目をつけ、ドジャースへ加入後は投手に完全転向した。最速100マイル近くにも上る速球とパワーのあるスライダーが最大の武器で、ゾーン内で勝負ができる将来が楽しみなピッチャー。まだ投手へ転向してから日が浅いが、すでにシーリングの高さを感じさせる投球を披露しており、スカウトからの評価は軒並み高い。まだ若く、完全に身体が出来上がっていないため、焦らず地道にフィジカル面での強化に努めてほしいところ。
7. Kendall George (OF)
2023年のドラフトでドジャースから1巡目指名を受けたKendall Georgeは、小柄でスピードがあり、コンタクトに長けた外野手。さらに注目したいのは彼の選球眼の良さで、1年目の昨年は28試合で出塁率は.458を記録した。練習ではパワー面での成長を見せているものの、試合では未だにパワーを発揮できておらずゴロや低弾道のラインドライブが多い。センターでの守備は要改善であるが、スピードがある選手のためさほど心配はされておらず、ゴールドグラブのポテンシャルを持つとさえ言われている。将来的にはハイアベレージ、高出塁率をマークできるリードオフマンとして期待したいところ。
8. Zyhir Hope (OF)
このオフにカブスとのトレードでJackson Ferrisと共にドジャースへ加入したZyhir Hopeは、パワーとスピードを兼ね備えた強打の外野手(高校時代は二刀流)。昨年のドラフトでは11巡目ながら5巡目相当の契約金を手にするなど、アップサイドの大きい選手として評価されており、スイングスピードは19歳ながらすでにメジャー平均以上、打球速度もすでに110マイル以上あることが報告されている。アプローチの脆さが課題として指摘されているため、その点で改善が見られればよりハイレベルな投手も攻略できるようになるはず。足の速さと肩の強さでも傑出しているため、将来的にはCFを守る可能性もある。
9. Emil Morales (SS)
今オフの国際FAでドジャースと最高額で契約したドミニカ共和国出身の17歳。Moralesはメイクアップや野球IQの高さが高く評価されている一方で、パワーや優れたゾーン管理も併せ持っているとされる超有望株。もともと17歳にしては大きな体格だが、より下半身が強化されたことでパワー面でも成長を見せており、右打席から広角に鋭い打球を飛ばす。5ツールの素質があるとされており現在はショートを守っているが、その大きな体格からも将来的にはサードへの転向が有力視されている。プロ1年目にどんな成績を残せるか注目したいところ。
10. Hyun-Seok Jang (RHP)
昨年のKBO(韓国プロ野球)ドラフトでの全体1位指名が有力視されていたHyun-Seok Jangは、高校卒業後にKBOではなくMLB挑戦を志望し、ドジャースへと入団。95マイル前後の速球に加え、変化の大きいカーブと鋭いスライダーも平均以上の評価で、尊敬する投手はダルビッシュ有、対戦したい打者は大谷翔平だそう。速球も変化球も軒並み評価が高く、どの球種でも打者を抑えることのできる本格派タイプ。昨年の9月に開催されたアジア大会では見事に韓国代表のメンバーとして優勝し兵役を免除された。デリバリーを改善できるかどうかが、今後の活躍のカギとなってくるはず。
11. Alexander Albertus (SS)
パドレスのXander Bogaertsと同郷でオランダ領アルバ出身のAlexander Albertusは19歳の遊撃手。プレートディシプリンが非常に優秀で昨シーズンは三振が19だったのに対して、四球は倍の38。2年目はコンタクト能力を大きく改善させ、安定して強い打球を飛ばせるようになった。スカウトからは野球IQの高さも評価されており、チームのコアになれる存在でもある。打撃メカニクスの観点からパワー面を心配する声もあったが、このオフシーズンにはフィジカルの強化に励み身体を一回り大きくしたのも話題に上がっていた。この春に開催されるSpring Breakoutにもロースター入りしている期待の若手。
12. Jesus Tillero (RHP)
Jesus Tilleroは昨年の国際FAにてドジャースが投手の中で最も高い金額で契約したベネズエラ出身の右腕。契約金の高さからも彼への期待の大きさが伺えるが、17歳ながらすでに速球は97マイルにも達し、そのスピン量の多さや優れたエクステンションも注目されている。昨シーズンのDSLでは投じたボールのほとんどが速球で、その制球力も高く評価されていた。スライダー(媒体によってはカーブとも)のピッチシェイプも17歳という年齢にしてはかなり評価が高い。メジャーデビューは早くても4年後くらいだと言われているが、ぜひローテの一角を担える存在へと成長してほしいところ。
13. Oswaldo Osorio (2B)
パワーが武器のミドル・インフィルダーOswaldo Osorioは、プロになって以降2シーズン続けて打撃でプラスを稼いで評価を上げた18歳。コンタクト能力がやや不安視されているが、広角に鋭い打球を飛ばすことができ、打球速度はすでにメジャーレベルに近い。高めの速球を苦手としており、今季はそこでの改善が求められそう。着実に体重を増やしていることもあり、いずれはSSから別のポジションへの移動する見込みだが、なんとか2Bで落ち着けるレベルの守備力をキープしてもらいたいところ。
14. Samuel Munoz (OF)
Samuel Munozはフレームは大きいがコンパクトなスイングが持ち味で、広角にバレルの打球を打つことのできる19歳外野手。対左をやや苦手にしているが、選球眼は比較的優れており好打者としての土台は作れている。昨シーズンはCFを守ることが多かったが、平均的な肩の強さや走力などから今後はLFか1Bへコンバートする見込み。ポジション転向に伴い打撃面でよりパワーをつける必要があるとも言われており、そのためにはスイングを変えることが望ましいと評するスカウトもいる。
15. Elias Medina (3B)
Elias Medinaは17歳ながら昨年のドミニカン・サマーリーグ(DSL)でパワーとスピードを存分にアピールし知名度を上げた遊撃手。身体能力の高さには目を見張るものがあり、決して大きな体格を持っているわけではないものの鋭い打球を引っ張り方向に飛ばすタイプ。今年は3Bを守ることが多かったが、身長は平均よりもやや低く、将来的には2Bへコンバートするのではとも言われている。四球の少なさを心配するスカウトや、昨年のBABIPの高さから今シーズンは多少数字を落とすのではないかとも言われているが、良い意味でその期待を裏切ってほしいところ。
16. Brady Smith (RHP)
Brady Smithは昨年のドラフトでドジャースから3巡目全体95位で指名された細身の高卒右腕で、90マイル台前半のノビのある速球に加えスライダー、カーブ、チェンジアップを操る器用なピッチャー。変化球はどれも平均以上の評価で、制球力にもさほど問題はないとされている。投手としてはサイズ面でやや劣るが、それを補うだけの身体能力やアームスピードの速さを持ち合わせており、ポテンシャルの高いSmithが投手育成に定評のあるドジャースでどんな成長を遂げるのか非常に楽しみなところ。
17. Reynaldo Yean (RHP)
マイナー屈指の剛腕投手であるReynaldo Yeanは、弱冠20歳ながら常時100マイル近い豪速球を放る将来のクローザー候補。昨年アリゾナ・コンプレックスリーグ(ACL)で打者28人と対峙し16奪三振1四球という圧巻のピッチングで一躍脚光を浴びるようになった。速球に次ぐ武器であるスライダーは、90マイルを超えるスピードで鋭く曲がる一級品で、現在はチェンジアップの習得にも励んでいるそう。ピッチシェイプの観点で言えばすでにトップクラスのものを持っているため、今後は制球力の改善に着目したいところ。
18. Yorfran Medina (1B)
プロ入り1年目の2022年シーズンは不調だったYorfran Medinaであったが、2年目のシーズンはまるで別人かのような素晴らしい成績を収め、見事に自身の株を上げた19歳の一塁手。彼の魅力はなんといっても110キロ近い大きな体格から生み出される強烈なパワーで、昨シーズンはDSLにてISO.397をマーク。1年目に課題とされていたアプローチの粗さも2年目には改善され、三振も減り逆方向への打球も増えた。来季以降、階層を上げて成績がどう推移するのか注目したいところ。
19. Wilman Diaz (2B)
2021年の国際FAでドジャースと契約した際には、ハイアベレージかつシーズン20本塁打を期待できる好打者として期待されていたWilman Diazであったが、プロ入り後は打撃面ではなかなか思うような成績が残せておらず、評価を年々落としていた。3年目の昨シーズンは19歳ながらシングルAでプロになってから初めて平均を上回る打撃成績を収めたものの、依然として三振の多さは大きな懸念材料。守備や走塁の評価は高いため、より上のレベルで活躍するには打撃面で一皮も二皮も剥ける必要がありそう。
20. Arnaldo Lantigua (OF)
非凡なコンタクト能力とパワーある打撃が評価され、2023年の国際FAではMLB Pipelineから全体で23番目に評価が高かったArnaldo Lantiguaであったが、1年目の昨シーズンは運の悪さも影響しやや期待外れのシーズンとなってしまった。パワー面においては存在感を発揮したものの、ハードヒットの数自体が物足りず、思ったような数字を残せなかった。また内野フライの多さなども指摘されており、コンタクト面で課題を抱えていることが明らかであるため、今シーズンはその点での改善に期待したいところ。
21. Jesus Galiz (C)
Jesus Galizは守備力の高さを誇るキャッチャーで、球団内捕手の中でも肩の強さはピカイチ。最近はキャッチングの技術も向上しており、守備力を強みとしたキャッチャーへと着実に成長している。打撃面でも成長の余地は十分あるが、守備力の高い控え捕手として期待されている選手であるため、バッティングに対するハードルはそこまで高くない。扇の要とも言われるポジションで活躍するためにも、今後は配球などを含めた賢さやリーダーシップを身につけてほしいところ。
22. Jeral Perez (2B)
怪我人が相次いだことで18歳にして昨シーズンの開幕を急遽シングルAで迎えたJeral Perezであったが、そんなバタバタの状況にも関わらず平均を上回る結果を残し、ACLに戻ってからも持ち前のパワーを存分に発揮して見事リーグの本塁打王に輝いた。守備や走塁においては至って平均的ではあるが、打球速度や出塁能力は同世代の中でも頭一つ抜けているため、今後階層を登っていく中でより速いボールへのコンタクト率を上げられるかどうかが注目すべきポイントになりそう。
23. Christian Zazueta (RHP)
ヤンキースとのトレードで今年の2月にドジャースへと加入したChristian Zazuetaはメキシコ出身の高身長右腕。父はメキシカンリーグで通算1911安打を記録するレジェンド。Zazuetaの長いリーチから投じられる速球は90マイル台半ばを計測し、チェンジアップとスライダーも平均以上のポテンシャルを持つとの評価。まだまだ発展途上の投手ではあるが、その身体能力の高さと高身長という特徴をうまく活かすことができれば、将来的にローテーションに食い込んでくる可能性もある。
24. Bryan Gonzalez (2B)
Bryan Gonzalezは昨年のドラフトでドジャースから6巡目に指名されたプエルトリコ出身の18歳内野手。ややアンダーサイズ気味のフレームではあるが、フィジカル面ではまだまだ成長の余地がありそうで、堅実な打撃と小回りの効いた守備力にパワーを加えることができれば、今シーズンが終わるころには一気に評価を上げている可能性も。また彼は勉強熱心な一面もスカウトから高く評価されており、その学習意欲の高さが彼の成長をさらに後押ししてくれることを願いたい。
25. Samuel Sanchez (RHP)
プロ入りしてから公式戦での登板は少ないものの、91〜94マイルの速球と、変化の大きいカーブやチェンジアップに加え、積極的にゾーン内で勝負する投球スタイルはスカウトから評判が良く、将来的にはメジャーの舞台でローテーションを張れるのではとの声もある。投手としては小柄だが、身体能力が高く、身体のバネを上手く使って投げる姿はTim Lincecumとも比較される。年齢が18歳と若く伸びしろが大きいため、この1年間でどれほど評価を上げることができるか注目したいところ。
26. Mairoshendrick Martinus (OF)
Mairoshendrick Martinusの特筆すべきツールはなんといってもパワー。恵まれた体格と身体能力の高さを存分に活かした力強いスイングは一見の価値あり。肩の強さも抜群で、球団内で右に出るものはいないとさえ言われており、昨シーズンは主にCFの守備についた。打撃面ではアプローチの悪さがかなり深刻で、昨シーズンは4割近い三振率を記録。選手としてのポテンシャルの高さは球団内でも随一で、周囲からの期待も大きいが、空振りを減らさないことには明るい未来は訪れないだろう。
27. Jaron Elkins (OF)
Jaron Elkinsは昨年のドラフトでドジャースから8巡目に指名された身体の強さとアジリティの高さが長所のアスリートタイプ外野手。このオフのトレーニングで7キロほど増量したらしいが、このパワーをスイングスピードに反映させられるかが今後の課題。選手としてはまだ成熟しておらず知名度もあまり高くないが、走攻守すべてにおいて貢献できるオールラウンダーツールを持ち合わせており、大きな可能性を秘めている。現段階では外野手として計算されているが、ドジャースは彼を捕手として育成することにも興味を示しているそう。雨宿りの推し。
28. Noah Ruen (RHP)
Noah Ruenはシンカーとスライダーの2球種を武器とするサイドアーム投手。現状そこまで球速が速いわけではないが(最速93マイル)、横変化の大きいスライダーとの相性は良く、シングルAレベルでも空振りを量産できている。大学時代から主にリリーフとして登板することが多く、今後もリリーフとして力をつけていくことになりそう。フィジカル強化による球速アップは今後の活躍には必須条件であるが、サイドスローという点以外で他の投手と差別化を図れるかどうかが今後の成功を左右する要素となりそう。
29. Rafy Peguero (OF)
今年の国際FAでEmil Moralesらとともにドジャースと契約したRafy Pegueroは、身体の使い方が非常に上手い選手で、広角に打てるパワーと非常にスムーズなスイングプレーンが魅力の17歳。スカウトからは元ドジャースで1993年に新人王を獲得したRaul Mondesiと比較されることもある。足のスピードも平均以上の評価で、守備範囲の広さはCFを守るには十分ではあるが、コーナーに移る可能性もあるとのこと。
30. Sterling Patick (LHP)
Sterling Patickは2023年のドラフトで18巡目全体550位でドジャースから指名されたロサンゼルス近郊出身の高卒左腕。変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップの3球種を投げるが、主に速球とスライダーで打者を制圧するタイプ。まだまだ線が細くフィジカル面では成長の余地が大きいが、すでに空振り奪取能力は高いため、球速を伸ばすことでどこまでポテンシャルを引き出すことができるかに注目したいところ。
惜しくも30人から外れてしまった選手たち
Spencer Green (RHP)
Justin Chambers (LHP)
Logan Wagner (3B)
Easton Shelton (1B)
Angel Diaz (C)
Accimias Morales (RHP)
最後に
ざっと簡単に30人を紹介してきましたが、気になる選手は見つけられたでしょうか?この記事をきっかけに少しでも多くの人がドジャース傘下の若手選手にも興味を持ってくれたら嬉しいです。
これからも若手選手たちの活躍に目を向け、彼らの才能と努力が結実する日を心待ちにしたいと思います。
では今回はこんなところで失礼します。
<今回の記事を執筆するにあたって参考にした主な媒体>
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