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JIMTOF2022振り返り①

こんにちは。機械メーカで設計者として働いている「つねぞう」です。

4年ぶりにリアル開催されたJIMTOF2022。
この記事を見てくださっている方は、
行った人も多いのではないでしょうか。

もちろん私も行ってきました。
そこで、設計者目線で気になったものをメーカ別にだらだらと書いてみようと思います。
第1回目は「MAZAK」です。

まずブースを見て感じたのは圧倒的な展示力ですね。そしてものづくり太郎など界隈の有名人を巧く使った集客力。素晴らしい。

脱炭素への取り組みやDXなどにもちゃんと取り組んでいるのが分かる展示となっていましたね。

あとはFSW(摩擦攪拌結合)技術ですね。
MAZAKが先駆けて取り組んでいた印象があるFSWですが、今回もEVに絡めてしっかりアピール。

当初は何に使うんだろうと疑問でしたが、昨今のEV化の流れまで見越していたと考えると、その先見の明に脱帽です。
JIMTOF2022ではMAZAK以外でも数社でアピールしていましたね。

次は、細かいところですが、カバーリングの作り方に改めて感心しました。
他社に見劣りしないカッコ良いデザインですが、よく見ると直線基調で角のRがアクセントになっています。

MAZAKのカバーリング

この角Rですが、
Rの大小で2種類程度✖︎ピカピカ光沢があるものと艶消しの2種類。あとは長さ違いで数パターン。それに加えてRでなく直角ver.もありました。

それらを各機種で共用して使用しているので、
デザイン的に統一感があり、
派手すぎずでも古臭くなく、
個人的に好感を持てるデザインです。

最後に、気になった取り組みとして「ファクトリーサイエンティスト」があります。
これは製造業の現場で、デジタル技術を利用した業務改善に取り決める人材を育てていこうというものです。
MAZAKだけの取り組みではなく、工作機械メーカでは中村留も参加しています。

メーカとして、そういった機能を提供出来ていない事に力不足を感じますが、なかなか個々のお客様の求めるものに対応できないのが現状。

なので、こういった取り組みには積極的に協力するべきだと思うので全工作機械メーカは協賛したほうが良いですよ!(年会費30万円)

以上、こんばんは、おやすみなサイドステップ

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