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税金について

皆様、毎日お疲れ様です

今日は、税金について触れたいと思います。

といっても、税理士でもありませんし、詳しくもないのですが、今まで会社をハンドリングしてみて税のことも、ほんの少しは勉強したつもりなので、会社が支払う税金について、なるべくわかりやすく自分の言葉で話していきたいと思います。

会社が営業活動を行い、その結果として納める税金は次の2つだと思います。

・法人税(内訳はありますが、大きい枠組みでいうと)

・消費税

(細かい数字などはここでは触れませんので、詳細はググっていただくか、税理士さん、経理に詳しい方に聞いてください笑)

まず法人税ですが、これは平たく言えば、利益にかかってきます。

例えば1億売上があって、利益が1000万でした。となれば、課税対象は1000万です。この利益から、様々な計算を経て算出されたのが、法人税となります。ですので、利益が0未満、またはマイナスであれば法人税は0です。

興味深い話ですが、日本の会社の約7割が赤字と言われているので、単純に約7割の会社は法人税を払っていないことになりますね。

方法論は割愛しますが、理論的には利益を圧縮して税金を抑える、つまり、節税というやつですね。

次に消費税

売上は消費税込みで支払われるため、当然、この消費税を支払うことになります。ただ、少しややこしいですが、ここで、自分が支払った消費税は差し引くことができます。単純に考えると売上が税抜き2000万となると、消費税込みでは2200万です。もし自分が100万のものを買って110万支払ったことを考えると、納める消費税は200万-10万=190万です。

消費税は奥がめちゃくちゃ深いのですよ実は笑

日本で一番とりっぱぐれがあると言われているのは実は消費税だとされています。普段皆さんが買い物されていて消費税を支払っていると思いますが、ではなぜ消費税がとりっぱぐれているかというと、現在の税法では、上記のように受け取った税分から支払った税分を引いたものを納めるという図式でうす。ただし!売上が1000万以内の事業者は消費税を免除されるのです。また売上が5000万以内の事業者は簡易課税となり10%満額を納めなくてよいのです。

勘が良い方はわかったかもしれませんが、わかりやすくいうと、消費税がどこかでせきとめられて(免税)いるのです。

A社→B社 という流れの中で、もしB社が免税事業者であれば、A社が納めた税金分はB社が持ったままですよね?A社はB社に支払った税分を引き算して消費税を計算するので(今のところは)B社がもっているのは10%本来の売り上げからプラスになっているということです。

このままではいけない・・・となったのかどうか知りませんが、今後はインボイス制度がスタートします。簡単に言うと、課税事業者でないならば、消費税を引き算できなくなるのです。よって、A社→B社という流れであれば、A社は課税事業者、B社は免税事業者となると、A社はB社に消費税込みで支払う、B社は免税事業者なので、そのまま(これは変化なし)、A社はB社が課税事業者でないので、B社に税込みで支払った分を引き算できないんです。

よって、今後は課税事業者でなければ取引しない会社や、取引額から10%引いてくる会社もでてくると思います。

消費税がインボイス制度により国に今までよりも入ってくると思うので、その分、法人税を下げてほしいと思うのは私だけではないと思いますが、結局、節税することにあくせくがんばった結果、会社に現金がなくなり黒字倒産する会社もあると聞きます。

僕は普通に税金を納めることが一番の節税だと思っているので、節税はしていません。結局あれこれ利益圧縮しても現金が減るだけですから笑

また、納税は社会奉仕でもあると思うので、少しでも多く納めて、国や地方自治体にはみんなのためにうまく使っていただければいいかなと思います。まぁ、私の会社の納税額は微々たるものかもしれませんが・・・笑


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