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学外活動のご紹介(認知科学研究室)

認知科学研究室(矢田部研)の修士1年大澤です。

今回は当研究室の連携大学院制度を利用した学外活動について紹介します。2023年10月と11月に東京都健康長寿医療センターにてお達者健診の会場調査のお手伝いをしながら技術研修をさせていただきました。2023年2月にも一度、健康長寿縦断研究の会場調査を半日だけ見学をさせていただき、今回は会場調査参加が二度目となりますが、一日体験するのは初めてとなります。

お達者健診は、地元の高齢者の方を対象に健康と自立の維持を目的とした健診(コホート及び介入研究)となっています。健康診断で行うような身体測定や握力などに加え、認知機能や運動機能を測定するMMSEという神経心理検査や足踏みテスト、通常歩行速度などの特殊なものもあります。
この健診の結果を基に以下のような研究をしているそうです(センターHPにも紹介があります)。
・認知機能低下とうつとの関連性の評価
・認知機能の低下を予測する新規パフォーマンステストの開発
・サルコペニアと肺機能との関連
・身体フレイルとオーラルフレイルとの関連
・大腿筋エコー輝度の周波数解析による筋質評価

この健診に参加したことで、高齢者への問いかけ方や接し方などを学ぶ良い機会となりました。また、臨床現場での経験を積むことで自分の研究を見直し、より良く改良することができそうです。

院生の園野くん(左)と大澤(右)(2023年11月センター正門横にて)


(認知科学研究室・大澤)


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