夢日記65”魔女の絵を引かないと入場できない個展”
私は今話題の個展を見るために友達と一緒に遠くの地に来ていた。何でも凄い芸術の数々が展示されているらしいのだが画像は全く出回っていない。撮影禁止にされてるので話題にも関わらず作品は全くメディアに露出していない。ネットにも隠し撮りらしいものも全く見当たらない。
その個展には誰でも入れると言う訳ではない。入り口前でくじを引いて魔女の絵を出す必要がある。それに外れれば中に入る事はできない。ネットでアナウンスしてる様だがその条件で客と揉める事も少なくない様だ。
早速と友達と一緒に入り口に向かう。目の前で多くの客が回れ右しては帰っていく。中には「インチキだ」「わざわざ遠くからやって来たのに」と怒る人もいた。係員は「申し訳ありません」の一点張りで客の入場を拒む。
ついに私達の番が来た。友達はくじを引く。恐ろし気な魔物のモノクロ絵が印刷される。その中に魔女の絵が3枚あった。係員はニコリと笑うと入場を許可した。友達は私を待つ。
やや緊張しながらも私もくじを引いた。次々に印刷される魔物のイラスト。しかしその中には先ほど見た魔女のイラストはない様に見えた。デザインが違う魔女が印刷されているかもしれないと思い確認してみるが係員は首を横に振って「申し訳ありません」と言った。どうやら外れてしまったらしい。
友達は私が入れないのであれば自分も入らないと言ってゲートの向こうから出て来た。私はせっかく遠くから来たのだから見に行くべきだと伝えたが私が一緒でなければいかないと言って聞かない。
仕方がないので一緒に帰る事にした。一体何が飾ってあったんだろう。私は気になって何度も個人展を振り返った。
パイナポォ(「 ・ω・)「