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【映画】死霊の盆踊り:レビュー

ラー小説以外はこれと言って売れず、新作の執筆にあたって墓場にインスピレーションを得にドライブに出かけるボブと、その恋人のシャーリー。どうしても気が進まないシャーリーの説得に引き返す事を決めたボブだったが、その際に不運にも車は転落してしまう。

辛うじて生きていた彼らの目の前に飛び込んできたのは、夜の帝王と闇の女王による不思議な夜会だった。世にも摩訶不思議な光景に、悪寒を覚えつつも目が離せない2人。

しかし、やがてミイラ男と狼男に捕まってしまう彼らは強制的にその夜会に参加させられる。しまいには殺害すると予告された2人の命運やいかに…。

いった内容だが、ストーリーはあってないような物。この作品の時間の大半を占めるのは半裸の踊り子達による常人の理解の域を超えたセクシーダンスであり、時折場面転換して主人公らにカメラが回ってもウォーキングマシーンの上を歩くように話は進んでるようで進んでいない。

もし宇宙人が地球を侵略し、地球の文化に触れる異星文化を楽しむための繁華街を作ったならその街角の一角に大量に置いてあるモニターのうち3つほどは上映されていそうなぐらい現代人には早すぎた芸術路線の本作は実は次回作が出る予定だったという。

…実は私は普通に楽しめた。次回作が出てたら見てたと思う←

パンピにはお勧めできないが、「私を唸らせる事ができるクソ映画はないのか!」と言う闇の求道者は、この映画に踏み込んでみるのもいいかもしれない。


パイナポォ(「 ・ω・)「