夢日記66”天使昇格試験”

今日は大事な昇格試験の日だ。試験会場に近い親戚の家に寝泊まりしていたが…はっきり言って全く勉強していない。はっきり言って今まで遊んでた。それはもう遊び倒してた。

実家から遠いこの家は少し歩けばあらゆる娯楽施設に溢れている。住んでる地域では都会な方だがそれほど人が多い訳でもなく人混み(?)が苦手な私でも過ごすのには苦労しない。

言い訳がましいが近年の天使は上昇志向がないので私以外にも似たような天使は多いのではないかと思う。さすがに年齢ごとにある程度の格がないと天使としての立場がないので毎年こんな風ではいけないが…。とてもとてもだるい。

そろそろ家を出る時間が迫っている。どうせ不合格になる事が分かっているのならもういっそフケりたい。昨日までもそうだった様に適当に町中を歩いて遊んでいた方がいい。そう思うが世間体の事もあるし親戚の家に置いてもらっていたのも本来は勉強のためだったので何をしに来たのかって話になる。

気が進まないが私は家を出た。乗り物がない。親戚の1人が借りて行っているらしい。今から歩いて行けばギリギリ間に合うかもしれない。仕方がないので私は歩いて試験会場に向かった。

しばらく歩いて時間を確認するがどうも会場に間に合いそうにない。親族には試験を受けて来た事にしてその辺で遊んでいようかと思った。いや、試験会場まで向かったが間に合わなかったと言い訳しよう。そのために一応会場までは歩いて行こう。

その後、やはり間に合わなかったので試験はフケった。神様が説教と言う名目でやって来たが話の内容の大半は出席率の低さと平均点数の低さに関する愚痴だった(格式張ったやり取りをしない程度には仲が良い神様だった)。

そもそも天使昇格試験そのものに対して思う所が多い様だ。まず毎年やるために位が無意味に細分化されている。昇格する事の恩恵は大してないが責任ばかりは重くなる。この年齢でこの位に就けてないと恥ずかしいからと言う消極的な気持ちで勉強してる天使が多い。

神様は神様で更に高位の神様に天使の育成は上手く行ってると報告するために与えられた権限内で立場的な板挟みになり日々苦心している様だった。

パイナポォ(「 ・ω・)「